匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

リベンジできるか?

昨年末に派遣社員の仕事を辞めて、前の職場に非常勤(要はアルバイト)で年明けから働いています。

明確な担当業務というより、特定の作業に関する指示をもらってやる仕事がメイン。

とはいえ、GISや業務改善に関する比較的自由度の高い仕事をさせてもらってます。

会計年度付きなので、とりあえず3か月間のお手伝い要員です。

 

先週、林業事業体の職員の方と補助事業の書類のことで打合せすることがあって、その時の話の中で、どうにも現行の申請様式が「ミスを誘発しやすいつくりになってる気がする」という点で意見が一致しました。

森林経営計画に記載されてる施業だけが補助金の対象なので、同計画の制度との整合を確保しつつ補助金申請書類をミスなく作成しやすい仕組みを以前からずっと考えてたのですが、うまくまとまらなくて、もやもやしてました。

申請者である事業体の方が書類を作りやすくなってミスが減れば、それをチェックする行政の担当も負担が減るし、一石二鳥。浮いた時間で業務の本質的な部分に注力できるようになれば一石三鳥かも。

打ち合わせ後に、ふとした時に改善のアイディアが浮かんできたのでちょっと形にしてみようと思ったのですが、いったん手を止めました。

勝手に作るよりも、事業体の方と意見交換をしながら事業全体の考え方の整理から一緒に詰めた方がいいのかなと思ったからです。

とりあえずはエクセルで形にしてみようとは思ってますが、ゆくゆくはFileMakerProでカスタムAppを作れたらなーとも思ってます。

人間の注意力には容量があって、疲労や忙しさで変動するので、できるだけ注意力を削がない、混乱させない、シンプルなインターフェースを持った情報システムづくりを心掛けるべきだと前から思ってるんですが、役所のつくるシステムってそういうのと真逆なものになってることが多いです(特に内部向けのシステムは直接批判にさらされることも少ないからクソみたいなのが多い気がする)。

ずっとやりたくてできなかったものがいくつかあったので、今ここにいるのは、そういうものを片付けるためだったような気もしてる。

一般的には、申請者の内部の事務など行政が気にする必要などないのかもしれないけど、林業普及指導員的観点で言えば、そういうところに手を突っ込むのは別に悪いことじゃないし、補助金事務の双方の負担が減るならむしろ良いことではないかと思います。(なんか言い訳くさいけど)

作ったものがよかったら他の事業体の方にも意見を聞いて一般化できたらなーと。