本日開催の考古学・文化財のためのデータサイエンス・サロンonline#52、テーマが「デジタルデータによる遺跡探索」でした。
https://peatix.com/event/3882556/view
最近の高精度な1mメッシュの航空レーザーのデータ公開で、山間部の古墳や山城などの遺構をやみくもに歩きまわるのではなく、ある程度絞り込むことで効率よくできるようになった、ていう話が聞けました。
来週も「遺跡立体図と山城・たたら・窯跡の踏査」っていうテーマで楽しみです。
林務部局で航空レーザーとったはいいけど、どの程度、森林・林業分野に還元できてるかは県によっていろいろではないかとは思いますが、国土の今の姿が精密に明らかになることでいろんな分野の人が恩恵を受けれるのはとてもいいことだと思います。
会計検査院的には「だからどうした」って話でしょうが。
航空レーザー立木の方のデータは樹頂点の精度は微妙だし、樹高も5メートルくらいずれるし、いまいちあてになんない気がする。やはりこっちは森林経営計画策定者が地上レーザーでやる方が資源量がしっかりわかって良い気がする。
今日のセミナーの中では、こんな資料↓や、
ちらっとだけ見えたこんな資料↓
も紹介されてた。
最近の林野庁はITに強い人が動きやすい環境になったのか?
林道分野でも面白いツールが公開されてて、いったい何があったんだ?
www.rinya.maff.go.jp林道台帳帳票のデータベース形式標準仕様(素案)なんて、ちょっと前の林野庁はつくそうもなかったけど、各県でバラバラなもんを作らないようにするにはこういうのが大事なんですよね。
探してないけど、治山台帳でも同じようなのがあるとすごいよな。本と一体どうしたんだ林野庁。
はめ込む下図はできてきてるので、山間部の地籍調査も国土調査として国主導でやんないもんかなー