市井の地物・文化財を3Dスキャンして応募するみんキャプ。
淀川洪水の関係で応募してみた。
応募作品を紹介するyoutube動画で投稿内容を紹介してもらってた。
(全応募作品を動画2回にわたって紹介)
明治18年の淀川水害は枚方あたりで起こった堤防の決壊で大阪市内まで水没するというすごい災害でした。
大阪市城東区の八王子神社御旅所の大楠に住民四十数名が樹上に上り、3日間避難したらしい。
転職活動してた時に偶然見つけたんですが、ずっと気になっていて、今回投稿対象として選んでみた。「生きた化石」ならぬ「生きた文化財」です。
かつて住民が避難した大枝も、今は住宅地に囲まれて伐られたりして窮屈そうな感じです。登ってみたりできると、当時の洪水の迫力を実感できたりして、今生きてる地域の住民や子供たちに防災意識を持ってもらうのに役立ちそうな気もします。
スキャンデータ自体は天候や日照条件があまりよくなくて、時間をかけた割にきちんと形になりませんでした。
LiDAR搭載iPhoneだったらもう少しうまく造形できたかもしれませんが、曇天の場合はカメラ画像だけのフォトグラメトリだとうまく形が検出できないことがわかってきました。
もっといろんな対象物、条件でスキャンしてみてうまくいく条件を見つけてみたい。