匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

1級土木施工管理・2次試験準備で感じた残念なこと

8月に受験した一陸特の免状がやっとこさ届いた。

勉強で盛り上がってた時は1月以上前なので、忘れたころにやってきた感じ。

現在は1級土木施工管理技士の2次試験(試験日は10/1)で忙しいような忙しくないような。今一つ気持ちが乗り切らないのが正直なところ。

9月は泊りがけの夜勤続きで生活が乱れがちだったのもあるかもしれない。この仕事続けてると、毎日の血圧測定とか、日常習慣にしたい勉強とかが、うまくいかない要素が多すぎる気がする。言い訳かもしれないけど。

 

さて今回、気分的にもりあげるためにも、有償サービスを使って学習のサポートを受けてみました。結論的には大変良かったと思います。

土木施工管理技士試験は1次試験が択一試験で、2次試験では記述式問題と作文があります。

この作文、自分が施工管理として携わった現場について書くので「経験記述」と呼ばれていますが、これが結構ネックになって試験の合格率を低くしている原因のようです。

とはいえ、各種就職試験の小論文・作文と比べると、試験当日にテーマが与えられ、かつ文字数指定、ってわけでもないので、事前に文章を準備していくことができるので、準備をきちんとした人にはそれほど高いハードルでもないと個人的には思っています。

そう考える理由は次の2点。

まず、土木施工管理の2次試験の経験記述も当日にテーマが示されますが、その内容が、施工管理、品質管理、安全管理のほぼ3つに限られていること。

2つ目は、これらの作文を添削してくれるサービスが充実してるので、ちゃんと添削を受けて、原稿を修正しておけば、不合格になるほどの減点はくらわないはず。

っていうことで、今回、3つのテーマ(工程管理、品質管理、安全管理)について添削サービスを使ってみました。

自分が書いた原稿って、自分じゃわからないゆがみが記述漏れが入ってることが多いので、それなりのスキルを持った人に見てもらう必要があると思ってます。

とはいえ、その試験に合わせた観点で評価できる人に見てもらわないと、合否に関わる減点ポイントを見落としてしまうかもしれない。有資格者でない人や、「なんか適当に書いたら受かってた」人に見てもらっても、安心できない。そういう意味で、必ずしも職場の先輩に見てもらうのがいいとは限らないと思います。

5年前に2級土木施工を受けたときはCICの添削サービス付き講習会で添削してもらった。大島先生元気にしてるかな?

www.cic-ct.co.jp

今回は添削だけ受けたかったので、Google先生の教えてくれたココナラの添削サービスを受けてみました。

coconala.com

リンク張ってみたら1級のほうは受付終了してた。。。残り1週間だもんな。でも2級はまだいけるみたい。

 

今回利用したサービスは個人の方でした。利用した感想はレビューにも書いたけど、自分の原稿に不足していた要素を的確に指摘してらったので、原稿修正を楽に進めることができました。当日は用紙に流し込むように書くだけでいいと思えるようになりました。

ところでこの方、元同業者のようです。県職か市町村かわからんけど。Youtubeにも土木施工管理の学習動画をたくさんアップされていて、とても参考になります。

www.youtube.com

こんなバイタリティがある方を外に出しちゃったことは組織にとって損失ではないのか?って思うんですよね。自由にやりたくて外に出たのか?出たから食べるためにやってるのか?実際のところはよくわかりませんけど。

みんなそれぞれ、納得してるしてないにかかわらず、事情があって現在があると思うのですが、彼女のような方が組織にいたまま若手育成を続けることはできなかったのか?と思いました。

採用試験でなかなか人柄や能力を把握することが困難なのは仕方ないけど、働いてる人が垣間見せる才能や能力をきちんと見出したり、それを評価した人事が行われることもなくて、そのせいで人材が流出してんじゃないかとか。この方に関しては完全に想像ですけど。

今回私が良質なサービスを受けれたのは、彼女が外に出てたからなんでしょうが、なんとも残念な気がしました。

(また勉強さぼってしまった)

 

<230924 追記>
ちゃんさと技師さんのブログを見つけて、退職の経緯を見ると、合点がいとくところ多数。さもありなんってとこです。今は充実した毎日を送られてるとのことでなんか安心した。

自分の職場にも、長く居続けてしがみついた結果精神を病む人もいたし、病まないさぼり症の人(ある意味さぼり病なんですけど)もいたし、ちゃんさと技師のいうとおり、役所にはひどいところが多々ある。

それでも「良くしたい」って思ってる人もいっぱいいたけど、現状維持重視の人、役職や権力にだけこだわる人、ええかっこしたくて打ち上げ花火大好きな人もたくさんいて、そういう人のほうが偉くなるもんだから、偉くなって世の中を良くしたい人がとても希少な気がした。

自分が農林から土木に人事交流でいってたとき、そこの課長が「俺、出先の所長になってやりたいことがあんねん」って言ってたのを聞いて、自分の理想を実現させるために役職に就きたいっていう公務員を初めて見た気がした。そういう人少ないんだよね。

組織文化とまでいかなくても、職場の雰囲気はそこで働く人がつくるものなので、働いてる人の複数の意識が変わらない限りは、一人ががんばっても全く変わらない。ちゃんさと技師さんが戦って、疲れちゃったのは仕方ないところなんだろう。

人のやる気をそぐ天才がいっぱいいるからなー