CorelDRAWもCanvasも有償だけど、やっぱりIllustratorとはインターフェースがだいぶ違う。オープンソースのInkscapeもかなり違和感がある。
それぞれ、なんとなくアイコンの機能は想像つくけど、やっぱり慣れるまで使いこまないといけない感じ。
そんな中、私が聞いたことないだけかもしれませんが、Affinity Designerっていうソフトウェアを見つけました。
affinity.serif.com知名度がないからか、受賞歴を前面に押し出すところが、AutoCADとの互換性の高さを謳う某国製のソフトを思い出させます。(数年前にHPで「AutoCADとそっくりだけど、著作権上の問題はありません」みたいなキャッチコピーみてひっくり返りそうになりました。)
Wikipediaによると、Affinity Designerの開発元はイギリスに本社を置く1987年設立の会社のようです。
とりあえず体験版をインストールしてみました。期間は7日間。
上記のWebサイトで画面のイメージがなんとなくIllustratorによく似てるなーと思いながら体験版をダウンロード。
インストールして起動してみると、むちゃくちゃ似てる。似てるというか画面の雰囲気どころか、インターフェースのいろいろな機能やその名称が同じものが多くて驚きました。
キャンバス全体のうちのどの部分を表示しているがわかる「ナビゲータ」、文字の縁取りなどでよく使う「アピアランス」など、ここまでパクってAdobeに怒られないかと思うほど。ナビゲータもアピアランスも単語としては一般的なので訴訟には持ち込めないのかもしれませんね。
その後いろいろいじってみるとわかったのですが、某国製のCADソフトほどは本家そっくりに作りこまれているわけではないようです。でもIllustratorに慣れた人はほかのどのドロー系ソフトよりも使いやすいと思います。
買取ライセンスでただいまWindows用は8,000円くらいで買えるので、CorelDRAWなどを買う前に試しに買って使ってみるのもアリかもしれません。