匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

QC検定

本日3/20、QC検定(品質管理検定)3級を受けてきました。

webdesk.jsa.or.jp


早くも解答速報がでてました。自己採点ではほぼ合格してそう。

qe.hpeo.jp

QC検定自体は建設工事を想定したものではありませんが、公共工事の成績評定でX-R管理図による品質管理があったりするので、基本的な考え方を押さえたくて受けてみました。

経験と技術を有する現場代理人・主任技術者(監理技術者)を適切に配置することで施工品質を確保されるはずっていう考え方は、QCでいう組織体制づくり、組織全体での取り組みということで共通してます。

ただ、建設工事の現場は、特に小規模な工事では、元請さんが少々ぼんやりしてても下請さんがしっかりしてたら現場はきっちりできてしまうこともあるので、国交省の成績評定では現状にそぐわないケースもあって、一律適用はムリがあるんじゃないかと思います。

とはいえ、
いろいろ現実の業務とギャップはあって、すぐに役立つわけではないのですが、若い職員にはぜひ受けてほしいなとも思ってます。

うちの職場の各種業務では、どんな些細なルーチン業務であっても作業手順書やそれに相当するものがないことがほとんど。他の部署やほかの自治体ではどうなってるか知りませんが、それほど変わらないんじゃないかと思う。

やっぱりそんな状態は異常です。そういう状態を「あたりまえ」と思わないように、業務改善を進めるうえでQCの考え方を若いうちに知ってもらえたらと思う。