匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

いつの間にやら年末で

7月以来いろいろあって更新できず。

  • 7月 技術研修2回で忙しい
  • 8月 ドローン研修、技術基準改訂検討で忙しい
  • 9月10月 設計審査・完成検査、施工管理技士勉強会で忙しい
  • 11月12月 造園施工管理2級受験、積算書公表準備で忙しい

忙しい理由はいろいろあるけど、記事にしたい内容がなかったってことなんでしょう。ブログ更新も習慣なんで、しばらく遠ざかるとやる気も起きなくなってしまって5ケ月経ちました。

 

コロナの関係で正月はじっくり勉強したい。

  1. 2級ボイラー → 1/5試験
  2. FileMaker中級講座(youtube)

2.の方は全部で200弱の動画があって、ぶっ続けで見ても30時間以上あるし、ソフトの操作しながらだと正月休みでは足りないかも。

ヒアリングの準備もしてると、来年度のいろんなことも考える。

来年度から建設技術者の確保のため施工管理技士の制度が変わって、従来の学科・実地の区分が1次・2次になるらしい。

www.youtube.com

若い技術者の早期育成に施工管理技士の資格が役立つと思って勉強会もやってみた。
出ていく前にやりたかったことをやってみただけですが、こういう勉強会の文化がうちの組織でも根付くといいなと思う。

勉強は誰かに言われてやるもんじゃないけど、気づくきっかけがあれば、youtubeもいい書籍も充実してる今の時代には感謝しかない。

とか言いながら生まれて初めて年休とって年末ジャンボを買いに行ったりしましたよ。来年はもう少し大きな光明がみえるようになるといいのですが。

もっと位置情報を活用したらいいのに

災害時、関係部局はもっと位置情報を提供しあうべきだと東日本大震災のとき以来、ずっと思ってきました。

携帯電話が通じていない地区なんて、地図での表示がされてない。基地局の稼働状況がモニタリングができてるんじゃないのか?

報道なんて「○○付近上空」くらいしか言わないし、どっち向いて飛んでるとかも言わない。東西南北が言えないアナウンサーを現場に出すべきじゃないんじゃないかと思う。GISで重ねたら、どのおうちのひとが屋根の上で手を振ってるのか瞬時にわかるかもしれない。報道各社で撮影エリアを分担して、消防や災対本部で情報を集約できれば要救助者の概要把握がかなり効率化できるのでは?とも思います。やりそうにないけど。

飛行中に撮影した映像も、航路のGPSログと合わせて災対本部に提供すればもっと情報集約に役立てることができるんじゃないかとずっと思ってるんですが、受け取る側も活用するスキルや体制が整ってないのかもしれない。

行政はトップダウンで位置情報を活用できるセクションの整備をなんでしないのか?

CS立体地図で地形判読してみたい。

うちの組織でも航空レーザーで地形測量やってるのは聞いてたけど、
結構な精度のDEMデータができてるらしい。

国土地理院でも5mメッシュなので、もっと細かい地形が見れるなら、きっと治山事業や森林作業道にも役立つと思う。

とはいえ地形判読のスキルがないとせっかくのデータも生かしきれない。
ちょっと前ですがCS立体地図を考案された戸田さんがFOSS4Gで発表されたスライドが参考になりそう。

www.slideshare.net森林GISフォーラムでも同様の資料がダウンロードできますが、A4に6ページくらい押し込んでるから印刷してもせっかくの図版が小さくて見づらいです。

SlideShareならFacebookやLinkedinのアカウントがあれば、縮小してないページがダウンロードできます。

(森林GISフォーラムでも縮小してないデータを配布したらいいのに。)

 

書籍ではこちら↓が役立ちそうなのでアマゾンでポチってみた。

微地形砂防の実際: 微地形判読から砂防計画まで

微地形砂防の実際: 微地形判読から砂防計画まで

  • 作者:大石 道夫
  • 発売日: 2014/02/12
  • メディア: 単行本
 

 CS立体図を使った地形判読自体はまだ本になってないので既存の書籍で応用できそうなのがあればと思って。

こういうスキルも必要だよね、って話も職場でするけど、みんな口では「いる」っていうけど、なかなかいっしょにやってみたいって言ってくれる人がいない。

岩盤か粘土層の上にジョウロで水遣りしてるような気持になる。どこにもしみこまないような感じ。

本買いました

久しぶりに大きな本屋に行ったら内山先生のドローンの本が改訂されていました。

新版 必携ドローン活用ガイド―災害対応実践編―

新版 必携ドローン活用ガイド―災害対応実践編―

 

 3年位前から災害調査でドローン使ったワークフローの構築についていろいろ調べてましたが、やっとまとまった本ができてきた印象です。

ハードもソフト(又はサービス)もそろってきたのも大きいんでしょうけど。

 

あと、つねづね「もう少し自分をうまく操縦できないか」と思ってまして、上の本屋さんとは別の地元の本屋さんでたまたま視界に入った↓の本を買いました。薄い新書本ですが、仕事の合間に読んでます。(有能な装置にはなりそうにないですがなんかヒントになればいい)

上の新書の中で紹介されてたブルーバックスの「記憶のしくみ」も買いました。

 新書サイズですが、カラー紙面の上下2巻で各巻の厚みが新書2冊分くらいあって、結構な読みごたえ。価格も各1700円位する。初版は2013年なんでもう7年も前の本。翻訳でその時期だから原著が書かれてからだったたもっと時間がたってるかも。その間の研究の進み具合も気になる。もう少し早く読みたかった。

FileMakerPro19でランタイムソリューションがついに消えた

5月の連休明けに16Advancedから18Advancedにアップグレードしてたら、19へのアップグレードが無料になりました。

関連テーブルじゃなくてもポータル作れるので18にははやくアップグレードしたかったのですが、この19へのアップグレードのタイミングを待ってたらドンピシャでちょっと安心。

さっそく19をインストールしました。
名称から「Advaced」が消えましたが、スクリプトデバッガとかが付いてるので、実質Advancedなんでしょう。

それよりも、前々から言われてたランタイムソリューションの作成機能がやっぱり消えてました。日本のユーザーが粘って消さないように要望してた、なんて話も聞きますが、やっぱり開発続けてほしかったな、というのが正直な印象。

www.claris.com本家のWebページ見ても何をするための製品なのかよくわからんようになってしましまった。

 

製品購入のページ見ても個人向けのパッケージのことは引っ込んだように見えるし、このままAdobeみたいにサブスクの世界に行ってしまうような気がして。なんか新製品出て楽しいはずの気分が妙に沈鬱な感じ。

iOS用のFileMaker Goもバージョン19が出てた。

やっぱりあのパックマンが共食いしてるみたいなロゴ、アイコンはなじまないような気がする。

給付金でiPad買いました。

特別定額給付金、特に何に使おうってのがなかったのですが、子供の学校がZoomでHRをするっていうんでドローン用のiPad miniでやってみた。

今後本格的に授業もやりだすってんならあれじゃ小さいのでiPad(proでもairでもないやつ)を買うことにしました。

www.apple.com

PCのほうがいろいろできると思いますが、機材として安定して動いてもらわないと困るので、子供が授業で使うにはこっちの方がいいかな?と思いました。

あとAppleペンシルかWacomスタイラスペンのどっちかを買い足そうと思っています。(これは自分も使ってみたいから)

 

 連休中にNetflixでみたケムリクサにつかまてしまって今2周くらいしています。

www.netflix.comなんていうか、すごい才能に触れると作品を楽しむのとは別に、複雑な気持ちになることもある。

なんでもいいんだけど、子供にも何かを作る楽しさとか知ってもらいたくて、iPadがその入り口になればいいなと思ってる。

 

施工プロセスでは監督職員の仕事ぶりも問われてる気がする

公共工事の品質確保の促進に関する法律」で公共工事では成績評定を義務付けられてます。

この成績評定の際に施工プロセスチェックを導入してる自治体も多いと思いますが、
単に成績評定のためにやってるんだと思ってました。ほんとは「監督業務の効率化」なんてのもあったらしい。

施工プロセス検査業務運用ガイドライン(案)

国交省のほかの資料でも、施工プロセスには出来高払いをスムーズに行って受注者のキャッシュフローを改善するという目的もあるらしい。

初めての 施工プロセスを通じた検査と出来高部分払い - 国土交通省

自治体の場合、年末や年度末以外ではそんなに出来高検査しないからそのメリット少ないし、出来高検査の際に施工プロセスチェックシートの記録を重視してる自治体は少ないんじゃないかと。

上の資料をみて知ったのが、国直轄工事の場合、段階確認を国の職員ではなく、外部委託ですることもあるってことで、このあたりが自治体の場合と異なると思う。(そういえば、転職サイトで「発注者側の監督業務」で結構求人があったけど、あれって国直轄工事の外注監督員の仕事だったのかもしれない。)

検査要領で施行プロセスの意味や位置づけをしっかり行ってる自治体はどれくらいあるんだろうか?施工プロセス検査の導入時に何があったのか経過を知らない自分としては、単に成績評定の際についてくる記入様式の1つと認識してました。

けどこのシート、中身を裏返してみると、監督職員の業務記録みたいなもんです。
施工途中の受注業者の状況を見て、「○○ができていたか?」っていう評価するような項目内容なんですが、その「〇×をつける」ってことは、「そのことをお前は確認したのか?」ってことなので、このシートは確認作業の記録=監督職員の業務記録ってことだということを読んだときに感じました。
なんでこうなってんのかわからなかったんですが、上の国交省の資料見て、段階確認を外注するんじゃ、外注先の仕事ぶりもチェックしないといけなかったのでは?と思い至って、妙に納得できました。

国のやってる検査、成績評定を自治体にも同様の取り扱いを求めるよう、全国各ブロックの発注者協議会で自治体にも要請?されてたと思いますが、億を超える金額のゼネコンが受注する工事と、数百万から数千万の工事がほとんどの工事で同じ成績評定ができるわけない気もする。

 

で、何が言いたかったかというと、「プロセスチェックシートは日ごろの監督業務でマメにつけといてくれよう」ってことでした。あと記入の説明もよく読んでほしい。新規入場者教育の記録と新規入場者アンケートは違うんだよう。

 

プロセスチェックシートの様式がこれまた神Excelなので、もうちょっと入力しやすいように支援ツールをExcelで作成中。解説を画面右半分で見ながら入力できるようにしてみた。セルフ学習しやすいように参考資料へのリンクも貼りまくり。あと▶を押すとちょっとしたメモを記入できるスペースがでてきたりもする。

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ほんとはFileMakerProで作ったけど、配布用に作ったランタイム版が安定して動かなかったのでやむをえずExcelで作り直したものです。ランタイム版の作成機能ってバージョン14あたりから手入れされてなくて、18でもおまけでついてるようなもんらしい。19ではほんとに廃止されてるかも。

Excel版で配った後の職場の皆さんの反応が気になる。

在宅でもQGIS学習

YoutubeQGISの自習用動画がかなりの数アップされてますね。

シリーズものがアップされてて、1本3~6分程度なので、初学者にちょうどいいです。

製作者に感謝しつつ視聴してみる。

www.youtube.com

在宅で学べるので職場の人にも紹介してみた。

ほんと便利な時代になりました。本がないだの情報がないだのを理由に「勉強できない」って言い訳もできない時代にもなりましたよね。勉強しないのは勝手だけど。

 

今日はG空間情報センターからのニュースレターもきてて、有料のオンライン講座のネタもありました。

peatix.com

あと知らなかったのが、全国の農地の区画情報が公開されてるようです。

農地の区画情報(筆ポリゴン)の提供:農林水産省

ニュースレターでは北海道の区画情報をShapeファイルで公開してるという情報がありました。

https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/noti-fude-01hokkaido

そのうち森林も小班情報のオープンデータ化が実現するかもしれませんね。

FileMakerPro19が出たらしい。

Google アラート設定してたんですが、

www.itmedia.co.jpとの知らせが。

 

本家のWebではまだうんともすんともです。

先週16→18にアップグレードしたばかり。無償でアップグレードできたらいいな。

Excel→PDF→Wordが意外といけるかも

Excelのドキュメントを改訂するのにめんどくさい思いをしてる人がいたので、ちょっと実験してみた。

Excelから該当のシートを選択(複数可)してPDF形式で保存

②そのPDFをWordで読み込んでみる

というもの。

どうもPDFにするときにセルは消えちゃってるみたいで、Wordで開いたときにはWrodでインデントとかが再現されてる。

テキスト以外のオブジェクトはそのまんま使えないところもあるみたいですが、話にならないほど使えないわけでもない。

PDFにオフィスソフトのデータ交換フォーマットとしての用途があったとは驚き。

 

実際やってみる。

Excel 様式 市役所」でググる盛岡市役所のWebページが出てきたので、適当にエクセル様式を選んでダウンロード。(火葬場のページだったのに今気づいた)

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とりあえず赤枠のをダウンロードしました。

 

Excelで開くと普通のお役所が好きなエクセル様式。これをPDF形式で保存。

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保存形式でPDFを選択。

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できたPDFをWordで開きます。Wordから形式を指定して開いてもいいです。

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↓開くとこんな感じ。表はともかくセルの痕跡はない感じ。

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↓もう少し複雑な表のものもやってみる。この表、セルに塗りが設定してある。

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なぜか表が一つの画像になってしまってる。

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 ↓もう少し粘って、Excelに戻って塗りの設定を消してリトライすると、

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↓表の中もWordの表に変換できてます。

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今日はこんなところで。