匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

WEB上のデータの資料化の工夫

林災防の災害事例研究を資料として綴じときたいので自分なりの工夫の備忘録。

林業・木材製造業労働災害防止協会

使ったのはFirefoxサクラエディタとPDF作成ソフト。

 

上記のWEBページは個別の事例をイラスト入りで紹介してるのでわかりやすいのですが、このままだと1個づつリンクを開いていかないといけない。
このページ、実は「0217_idx.html」っていう親ページに、個別事例の番号をファイルネームに含むHTML(例:0217_no49_idx.html)を読み込む形になってます。

エクセルで、個別事例番号を01~127で変化させたURLをCONCATENATE関数を使って生成できます。

同様にFirefoxでそのURLを個別のタブで開かせるコマンドを生成できますし、それをサクラエディタのキーマクロのコマンドとして生成できました。

 

Firefoxコマンドラインから起動したり、挙動をコントロールするオプションの解説。

developer.mozilla.org

サクラエディタのサイト。

sakura-editor.github.io

サクラエディタの外部コマンド実行のマクロ構文

外部コマンド実行

 

サクラエディタの機能や関数のまとめ。

caymezon.com今までTerapadを使ってたんですが、今回やりたかったことを調べてすぐ試せたのがサクラエディタでした。調べ方が足らんかったのかもしれませんが、これも何かの機会と思って。

 

 

具体的にはこんなことしました↓。

f:id:haruchin-puripuri:20200418234318p:plain

 

最終的に作りたいコマンドは↓。URLの「01」の部分だけが変化する。

ExecCommand('C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe -new-tab http://www.rinsaibou.or.jp/cont02/items17/0217_no01_idx.html', 1);

 A列に変化させる値を作って、CONCATENATE関数で連結する。1から9は頭にゼロが付くので、セルの属性を文字列にしとく。

できたコマンド127行をサクラエディタに張り付けて、拡張子を「mac」で保存。

f:id:haruchin-puripuri:20200418235816p:plain

 

実行するとこんな感じ。127個のタブが個別に開かれてます。

f:id:haruchin-puripuri:20200419000058p:plain

今日できたのはここまで。VBAができない自分としてはこの程度が限界。

ほんとは印刷してPDF化するとこまでをコマンドラインでできればよかったんですが、firefoxで「-print」オプションがうまく効かなくて、そこから先が試せなかった。
とりあえず1個ずつPDF化。

プリンタとして機能するPDF化ソフトウェアはなんでもいいけど、いちいち保存先とか聞いてこない設定が可能なものがいいです。いまのことろ有償のpdfFactoryがクリック数が少なそう(無償のお試し期間中にやっちゃとくか)。

PDFCreator、CubePDFも使ってみましたが、どれも保存後にWordで編集できました。余分なところを削除するのはチマチマやんないといけないかもしれないけど、検索と置換でうまく削除できるといいんですが。

泥縄式が基本姿勢。

 

↓pdfFactoryのサイト

www.nsdbi.co.jp

↓PDFCreatorのサイト

https://www.pdfforge.org/pdfcreator

 

↓CubePDFのサイト

www.cube-soft.jp

(200419追記)

Firefoxにこだわってたってわけじゃないんですが、ChromeつかうとコマンドラインからPDFにできるらしい。
次回記事にできれば。