匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

QGIS→イラレはQGISからPDFでエクスポートが楽でいい

集約化団地の資料作るのに、
GISだけじゃ装飾が弱いので慣れたイラレを使ってる。

QGIS2.8.2のコンポーザからAdobeAcrobatで印刷かけてできたPDFでは、
せっかくのベクター地形図もラスター化されて駄目です。
Acrobatに渡す前に印刷イメージをラスター化してるのかも。

で、コンポーザからPDF形式に直接エクスポートするのが結構使えて便利です。
全部のベクターデータがそのままイラレで編集できます。
今までArc→Acrobatが多かったのであまり試してない機能でした。

楽でいい、っつっても大量にあると面倒です。
ただいま作業中。

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GyoroViewのMapProjectファイル

GyoroView使う人しか関係ない話です。

GyoroViewには元々ファイル読み込み用のインターフェースがないのですが、
shapeやtiffドラッグアンドドロップすることで読み込みできます。

ファイル数が少ない時はいいのですが、
ファイル数が増えてくるとわずらわしいので、MapProject.xmlを使うと楽できます。

MapProjectもドラッグアンドドロップで読み込めるんですが、
頻繁に同じもの読み込むなら、ショートカットを作成して手間を省けます。
試しにコマンドラインで「パス名¥gyoroview.exe パス名¥MapProject.xml」って打ち込むと、
GyoroView起動時にMapProjectを指定することができます。
で、それをショートカットで作っとけば、
ショートカットアイコンをダブルクリックで指定したMapProjectでGyoroViewが起動できます。
画面の小さいタブレットで使う場合にちょっとだけ楽できます。

 

NMEAメッセージ

東京通商のサイトでSiRF star Vを搭載したGPSレシーバ(USB接続)が発売されてるのを知りました。
747pro(SiRF star IV搭載)を買うかどうかも迷ってたので、
いっそのことVで行ってしまおうと思い買ってみました。
http://tokyo2show.co.jp/news/?p=423

さっそく使ったみたところ、
SiRF用のビューワではきちんと測位するんですが、
ソフトによっては測位したことが認識できません。
NMEAメッセージは流れてきてるので接続は問題ないのですが、
メッセージをよく見るとGNとかGLが頭についててうまく処理できてなかったようです。

GPSレシーバの設定を変えるツールがないか探し中。 続きを読む

GyoroViewをWindowsタブレットで使ってみた。(その2)

現場で使う下準備。

GPSNokiaのLD-3W。まずは電源をいれて、
ld-3w01.jpg

一応防水のために100円ショップで買ったジッパー付きのビニール袋に入れて、
ld-3w02.jpg

ヘルメットに装着。
ld-3w03.jpg
人体で一番高いところにあるし、雪害跡地なんかでも動きやすさを考えるとココがいいと思う。
もう少しスマートな装着方法はないもんか...

本体も防水。本体はacerのW4-820。8インチのタブレットです。
pack.jpg
使ってるのはI・Oデータの10インチタブレット用の防水ケース



10インチ用なのであそびがありますが、
ほっとくと画面が黒くなっちゃって電源ボタンを押したくなる時に便利です。
pack-button.jpg
ほんとは横使いのままで首から下げたいのですが、
口金でロックするタイプでお手ごろな値段のが見当たらなくてコレにしました。

GPSとの接続は、GyoroViewを起動して必要なshape地形図を読み込んでから、
GPS」メニューから「GPSに接続する」を選択して、
gps-menu.png
続いて現れるダイアログボックスで「接続」を押すだけ。
dialog.png
最初に接続するときはポートスキャンしたりしますが、
一回設定したらあとはそのままで行けてます。

地形図はMicroSDHCに入れてますが、
表示スピードは速いってことは決してありませんが待たされることもない感じです。
6時間くらい連続使用しましたが発熱は全く問題なし。
SH6の時は爆熱だったし、画面の書き換えが動作がモッサリしてましたが、
Atomマシンの進化も時代を感じます。

GyoroViewをWindowsタブレットで使ってみた。

Androidタブレットではフィールド調査用のアプリとしてGeopaparazziなどが有望なのですが、

Bluetooth接続のGPS利用でうまくいってない。

それで再びWindowsマシンに注目。

前の職場でも購入したPDA用ソフトGyoroMobileに付いてきたPC用のソフト、

GyoroViewがBluetooth接続でGPSユニットと接続できたことを思い出した。

以前、

工人舎のモバイルPC、SH6で屋外利用もやってみましたが、

思いのほか発熱が大きすぎて防水パックに入れるのが危険なのであきらめました。

現在のWindowsタブレットの発熱はくらべものにならないくらい低くなってるので、

防水パックに入れても熱暴走の心配はなさそう。

開発元のギョロマンさんに確認したところ

Windows8.1でも動作するとのこと。

GyoroシリーズのいいところはGeotiffでもshapeでも、

ArcやQGISで使うデータをそのまんまモバイル端末で使えるようになってるところ。

20万ha分の1/2500都市計画図のshapeファイルもモバイル端末で実用レベルで使えます。

管内全域のデータを1回ブチ込んでおけばそれでO.K.なところが気に入ってました。

ラッキングデータもポイントデータも保存形式がshapeなので、端末から吸い出したらそのままArcやQGISで開くことができる。

毎回変換の手間がかからないことが最大の利点でした。

で、この手のグッズに関心がない(増えてても気づかない)

奥様にナイショでWindowsタブレットを入手して試してみました。

タブレットスクリーンショット

スクリーンショット.png

動作は今のところ全く問題ない。

GPSとの接続は端末のBluetoothドライバーの不具合で調子が悪かったのですが、

メーカーのサイトから最新版のドライバをインストールして

現在は調子が良くなりました。

使用感は以前WindowsMobile端末で使ってた機能がそのまんまWindowsタブレットに置き換わったような感じ。

マシンのスペックが上がってるのでレスポンスも良くなってる感じ。

もうちょっと現場で使ってみよう。

Windows8.1でArcView 9.2

年度末に買ってあった会社のパソコン。

OSはwindows8.1。

某代理店のお兄さんも「9. 2, 動くかどうか検証してません」

とおっしゃってたんですが、

センチネルのドライバさえ最新のにかえれば動きました。

やってみるもんだ。完全にサポート外ですが。

↓ドライバのダウンロードサイト

http://www.safenet-inc.jp/support-downloads/sentinel-drivers/?LangType=1041

そろそろ更新が気になる(森林情報士)

平成21年度に取得した森林情報士GIS2級なんですが、

5年おきに更新の制度があります。

http://www.jafta.or.jp/contents/jouhoushi/4_list_detail.html

CPD制度みたいにポイントがはっきりしてるといいんですが、

どうも基準がよくわかりません。

「研究発表会に参加」とかあるんですが、5年間に1回だけでもいいのか?

というようなところがわかりません。

登録更新の基準を満たさないかもしれないのに手数料の払込済証明書をつけないといけないというのもちょっと業務の透明性の観点からいかがなものか?

と思います。

ちなみに学会に加盟してたらOKなんですが、

「OSGeo財団日本支部」が入ってなくて残念な感じです。

http://www.osgeo.jp/

先日財団から年会費(6000円)の督促がメールで来て、

そこで「会員数が70名」っていうのを知ったんですが、

日本支部全部足して70名って少なすぎじゃないかと思うんですが、

地理情報システム学会に比べて安いし、少なくとも300人くらいは居るんじゃないかと思ってた。

もっとたくさんの人に入ってほしいし、

森林情報士でも登録更新の評価の際の対象に加えてほしいところです。

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コンパス測量/作図システム

コンパス測量ツールver.3が会社で導入されている。

クボタシステム開発さんのwebサイトではver.5が出ている。

http://www.ksi.co.jp/solution/sis/02_28.html

(なぜかhtmlのタイトルはv4.0のままですよ)

クボタシステム開発さんにver5がインストールされたデモ機をさわらせてもらった。

測点数が多くなると入力が面倒なので、

エクセルで入力してコピペしてたのが、

ver.5ではCSVの読み込みに対応したので大変便利に。これが一番うれしいかも。

次に平面図をshape形式で出力できるようになってた点が便利。

あと偏角補正も座標値を与えるのも出来るようになってた。

施工地の分割や除地の設定もできるとのこと。

予算に合わせて任意の測点で施工地を分割、なんてことも出来るわけです。

shapeは2D座標と標高も加えた3D座標と2種類選択できますが、

なぜか3Dのものはギョロビューで読み込めなかった。

あとshapeにすると測点番号は打てないことに気がついた。

BPがどれかこれじゃわからん。

とはいえ、

XYデータを読み込んでポリゴンを作る手間に比べたらだいぶ楽が出来るので

贅沢はいえない。

あとは縦断図がもう少し高品質な描画ができればいいんですが、

とりあえず今のところは改良する予定はないそうです。

本庁にお願いしたら購入してもらえることになった。

コンパス測量ツール

うちの会社にはクボタシステムのコンパス測量ツールが導入されている。

コンパス測量の結果を補正して簡単な平面図を書いてくれるソフトなんですが、

現在会社にあるのはver.3。

webで検索したらいつの間にかver.5になってた。

http://www.ksi.co.jp/solution/sis/02_28.html

ver.5では補正結果をshape形式(ポリゴン)で出力できるようになっているとのこと。

偏角の補正も任意の角度を入れれるし、

なかなか良い感じ。

野帳からの入力インターフェースに少々難があるので、

エクセル等からコピペが良いようです。

とはいうものの、測点数だけ行挿入をするのも面倒なので、

出来ることならCSVでもいいので読み込みに対応してもらいたいところ。

中心線測量の縦断図もかけるんですが、

図化して印刷した結果は、品質が今一つ。

ジャギーが目立つので、そのままヒアリング資料には使えない。

できたらCADで使えるデータ形式で出力できないものか?

クボタさんにいろいろ要望しましたが、

どの程度聞いてもらえるかはわかりません。

期待はしてますけど。

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コンパス測量をGISに落とす

自分的には必要がなかったので、真剣に考えてなかったのですが、

コンパス測量の結果をGISに落とすのに苦労している方がおられたので、

ちょっとやり方を整理してみた。

1.エクセルでコンパス測量の結果から各測点の位置をXY座標に変換する。

  (BPは0,0になってる)

 ↓

2.BPに実際の座標を与え、BP以外の測点にも同様に座標値を加算する

 ↓

3.不必要な列・行を削除してCSVで保存する

 ↓

4.ArcMapでCSVを読み込む→ポイントとして読み込まれる。

 ↓

5.ポリゴンつくる

、というような感じで大体いけそうな気がする。

1~4まではいけました。

これで保育のヒアリング資料ができる?

(私は担当じゃありませんが)

うちの県にはコンパス測量を図化するツールがあり、

1.の座標変換はこのツールでできます。

BPに実際の座標を与えるのはGPSがいいけど、

GPSでデータをとってない場合は「だいたいこの辺か?」

って具合でGISで座標値を読み取ってやる方法もアリかと。

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