自分が大学生の時はパソコンのOSはMS-DOSVer.3.3Cで、アプリはLotus 1-2-3 R2.3Jとか一太郎Ver.3とか4とか使ってた。
一太郎4は辞書がでかくてフロッピーディスク2枚使わないと起動できないので、結局自分は管理工学研究所の松をワープロにしてた。松はLotusのデータを文書内にはりこめる機能があり、卒論を書くのに重宝してた。
今でいうIME(当時はFEPと呼ばれてた)は松についてきた松茸を使ってLotus1-2-3起動用ディスクを作ったりしてた。読み込むFEPはデバイスドライバーと同じようにconfig.sysに記述するので、容量が小さくて変換効率の良いFEPに変えてみたり、デバイスドライバーの読み込みの順番を変えてみたり、autoexec.batとconfig.sysをいじり倒して、メインメモリの容量をいかに空けるかを試行錯誤してた。
その時の知識がいま全く役に立たないわけじゃないけど、
うちのお子様にそういうこと言っても役に立つようになるまで時間がかかるので、
大学受験の後の空き時間を利用してPCの勉強できるような本を買ってくるように奥様の指令に従って本屋にいってみた。
改めて丹羽さんの本がいいなと思ったので、それとほかに3冊タイピングとかWordとExcelの基本の本を買ってきた。
初心者用をうたってる本は、うわべだけの操作方法を教えてるだけのものが多いので、結局ソフトのバージョンとか、見た目が変わると操作できなくなる人がいて、
そうじゃなくて、中身や本質的な理解をしてほしいのでこういう本が助けになるんだと思う。
キーボードは打てないと仕事になんないので、本は何でもよかったんだろうけど、大きくて開きやすいほうがいいかと思ってコレにしてみた。FOMの本は教室で使うことを想定してるので、余白が大きくて、読みやすい。電車の中では開きにくいけど。
とりあえず、Web閲覧、メール、ワープロ、表計算を一通りの操作を簡単におさらいできる本として、何でもいいけど薄い本にしてみた。
教科書でおなじみの実教の本。Wordでのレイアウト、書式設定、図表の配置、Excelでの表作成、簡単な関数、グラフ作成が解説されてる。結構ぎっしりしてる割に見づらくなくて、1冊でまとまってるのでお得。実教の本でこの手のは学校でも使われてるのか、お値段もリーズナブルです。
以上4冊買いましたが、工業高校や商業高校を出たような子はこんなん朝飯前なんだろうけど、このあたりをこなしておけば、大学の授業の入り口で困らん程度にはなるんじゃないかと。