先日ドローン飛行の届け出をした馬見丘陵公園で午後から練習できました。
曇りで風のない日でしたので撮影には比較的向いてる日でした。
とはいえ休日。ちいさなお子さんを連れた家族連れからお年寄りまで結構利用者が多くて離陸を見合わせることもしばしば。
丈の低い品種か、コスモスが植えられてました。9月に下見した時には畝しかなくて、ドローンを飛ばすにはいい空地のように一見思えたのですが、やはりここではむりでした。コスモスがきれいで、家族連れやカップルがよく写真を撮ってました。
で、届出したエリアはここ↓。
下見した時にはほとんど人が来なくて、気にしなかったのですが、コナラやクヌギのドングリの木が結構あって、小さい子から小学生が結構頻繁にやってくる。飛ばすなら午前中のほうがいいかもしれない。
人気が途切れたのを見計らって、準備しました。
DJI機じゃないのにストラップにはDJIのロゴが。どうせ純正じゃないパクリ商品なので気にしないようにしてる。
風速ゼロ。
対地高度も20mくらいまで上げるとかなり注意しないと認識できなくなります。
この日は最終的に対地高度40mくらいまで上げて機体が視認できる広場内で自動航行を行ってみました。(完全に見えない位置関係では目視外飛行に該当して、航空法違反になると思う。)
↑とれたのはこういう画像。bebop2のカメラの特性で周辺部でかなりゆがみが大きい。
↓画像のプロパティはかんな感じ。
地理院地図で現地の標高が約60mでした。プロパティの撮影高度は94.5mはほぼあってるか。
撮ってきた画像でMetashapeでつないでみたらこんなへんてこなものができました。
多分画像の歪みが大きいことと、切り出したJPGがすでにかなり補正が入った画像になってるのが原因ではないかと。結果として特徴点の抽出、画像間での点のマッチングができなかったではないかと思います。
内山さんのお話ではカメラの設定はできるだけ変えず、補正はかけないようにしたほうがよい、とのことでした。
Bebop2はカメラが固定なんですが、見かけ上上下にカメラを動かせるような動作をします。ほんとは視野の大きな魚眼レンズのうち、任意の部分を切り取ってるだけなのですが。
Metashapeの試用期間が終わる前になんか形にしたかったけど、
根本的に見直さないといけない感じ。
オルソ化の練習はできなくても、飛行や撮影の練習はできるし。
また来月から年始にかけて、今度はトイドローンを買ってる同僚にも声かけて練習の時間をとろうと思ってる。
ところで、
公園で練習するのにあたって気になったことが。
ドローンの飛行に際して現場に掲示とかいらないのか気になって、届出時に聞いてみたけど「不要」とのことでした。
当日も管理事務所に顔出さなくてもいいとのことで、届出したらあとは自分の責任で、っていう感じでした。
掲示の件、自分としては、安全管理上は関係者以外が飛行区域に立ち入るのは避けるべき、と思って「ドローン練習中の掲示がいるかも」と考えたわけです。
でもよく考えると公園で立ち入り禁止区域を設けるのは「占用」に当たってしまう可能性がある。奈良県営公園では届出となっていますが、占用が必要な行為なら占用許可が必要になってくる可能性が。
今現在届出制となっているので、その範囲で安全に練習できる方法でやっていかないと。公園でやる以上、ほかの公園利用者に危険が及んだり、不快に思われたりすると貴重な練習場所を失うことになってしまう。