「4週8休」で検索すると看護や介護の現場の勤務体制に関するサイトが上位に来ます。
公共工事の世界でも雇用確保のための労働条件改善の取り組みとして今年から導入しているところもある。
九州地方整備局の資料→http://www.qsr.mlit.go.jp/site_files/file/18051701.pdf
単に休みの話だけじゃなくて、その分工事費の積算で増額がされることになってます。
地方整備局の説明会では業界の要望もあって諸経費だけの増額補正じゃなくて直接工事のも増額補正されることになってます。
現場では否定的な意見もあります。↓
現場の週休2日制の実情|技術者、技能者とも意外に「否定的」|しんこうWeb
増額分が本当に働いている人の手取りに反映されるのか、あまりに途中の過程が多すぎてかなり怪しい気がする。現場の人に届かなくてもペナルティもないし。
現状、公共事業の発注は国の予算の年度末に縛られて、工事の繁忙期と閑散期がはっきり分かれることなってしまっている。
うまく言葉にできませんが、こういう仕事の年間を通じたバランスの欠如が日給月給の給与制度につながって、結果的に忙しい時期は休まず突貫で仕事をこなすことにつながっている気がする。
制度をリードしている国交省が、単に発注側の努力で月別の発注の平準化を呼びかけるだけじゃなくて、財務省が年度予算の執行に柔軟性を持たせてくれたら、建設業界の給与体系にも変化が出てくるのかもしれないと思ったり。