匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

本買いました

年を追うごとに年末感を感じられなくなってきた。

とはいえ休みはあるので、休み中に勉強しようと思って本を買てきた

【改訂新版】[オープンデータ+QGIS]統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

っていう本と↓の2冊を買いました。

自然環境保全のための保全砂防学入門―土砂災害の予知と防災

自然環境保全のための保全砂防学入門―土砂災害の予知と防災

 

1冊目の「地図の作り方」では、GIS研修などでなかなか理解しにくい項目である座標系の話がうまくまとまっていて参考になります。
QGISの使い方が中心なんですが、最近オープン化されつつあるいろんな行政情報・統計情報の見せ方や解析の基本的なこと(カッパの出現可能性分析を事例にしてるあたりが大好きです!)を教えてくれるので、単に地図を印刷するだけの使い方からもう少し上の世界に踏み込めそうです。QGIS以外の周辺情報も広く取り扱ってるので、じっくり読んで触ってみたい。

2冊目の本は、土石流発生の条件を満たす渓流をうまく5mメッシュのdemとQGIS等でわかりやすく処理できないものか?とか以前から考えていて、発生危険度を判定する要素のうち単純なもの(たとえば渓流の勾配が15%、とか)でスクリーニングする方法ってどうすりゃいいのか?考慮するべき発生条件はほかにないのか?っていうのを知りたくて買いました。どんなデータをどういう風に処理したら浮かび上がらせるんだろか?なんていうのを正月休み中に考えてみたい。(自分の知識では無理かもしれないけど)