匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってます。浅いIT知識(趣味の範囲)を使って楽しようと思ってます。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正することがあります。

予算要求の時期ですが

国庫補助事業の予算要求の時期ですが、
今月の林政ニュースで大北町森林組合の補助金不正受給の問題で、長野県職員の処分に関する記事が載ってて、
当事者への処分だけが進んでいくことにとても違和感を感じている。

 

不正受給問題の概要は↓のとおり(要約版のPDFでも21pもあります)。

大北森林組合の補助金不適正受給等に関する報告書が公表されました/長野県

 

不正受給はいけないことですが、
結果として執行能力を上回る予算が残ることが明らかになった場合に、予算を返せないことに構造的な問題があると思う。
誰もいわないけど、一出先担当だった経験のみですが、そう思う。
今回の件が「それが原因だ」とは何の根拠も持ってません。単なる私見です。

国交省は社会資本整備騒総合交付金でパッケージ化して、パッケージ内で異なる事業メニュー間での予算の流用に柔軟性を持たせてます。(なんでも流用が可能なわけではなく、いわゆる「ミシン目」が入ってて、流用が認められないケースもあります。)

一方、林野庁では予算メニューが細分化されてて流用自体がほぼできない。
さらに予算を「返せない」。次年度の予算配当を減らされる可能性もあるので本庁の担当は執行を強要するし。

林野庁の仕事しかしたことない人はそれがフツーだと思ってるかもしれませんが。

新規事業なんかスキームの詳細決まるのも当該年度になってからだったりするし、予算要求はほんと鬼門です。どこで未執行リスクを低減できるかのさじ加減が難しい。

県の再発防止策のうち、「事業体の実態に見合った予算措置」、「年度末の予算執行のあり方の見直し」が重要だと思ってます。
前向きに進むことを祈ってます。