匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

Filemakerでdbfファイルの更新できるかも

Filemakerの講習でdbfファイルの読み書きができることを教わった。
そういうのはソフトウェアの仕様なので、調べればわかるはずですが、知らなかった自分。

いくつか注意点はありますが、
Filemaker13で読み込んだdbfを再度dbf形式でエクスポートしてみて、
QGISで読み込んでみた。

エクスポート時に文字コードをSHIFT-JISを選択するとフィールド名が文字化けせずに元の通りに出力できます。
致命的な問題は今のところない感じ。
文字コードが悪さしないといいのですが。

dbfの仕様で文字コードunicodeを選べるのかどうか調べてみないとわかりません。
本家borlandのサイトではdbfの仕様がすぐに見つけられそうになかったので、
esriジャパンのサイトでshapeファイルの様書が公開されてるのでそれ見ても、
明確な記述はありませんでした。
http://www.esrij.com/cgi-bin/wp/wp-content/uploads/documents/shapefile_j.pdf
とはいうものの、DBF文字コードをUTFに変更する手順がいろんなブログに書かれているので、
できないわけじゃないようです。
あまり複雑な手順を踏んでも日常業務のフローとしても問題あるので、Filemakerだけで済むとありがたい。
Filemakerを通すことで文字コードのほか、元のdbfにどんな影響があるかわかりませんが、
とりあえず様子見。

FileMakerのバージョン14はわかりませんが、出たばっかりの15の試用版を使ってみると、
このあたりの扱いは変わってない様子。相変わらず文字コードはASCIIとSHIFT-JISしか選べない。

とりあえず、自分としては致命的な問題がなければ、更新がやりやすいので、
Filemakerでいろいろできそうな気がする。

Filemakerでエクスポートするとき、
適当にやると元のテーブルとフィールドの並びが違ってしまう。

QGISのTableManagerで表示させた元のフィールドの並び
160522dbf01.png

Filemakerで適当にDBF形式で吐き出させたときのフィールドの並び
160522dbf02.png

Filemakerでエクスポートするときにデフォルトだとアルファベット順→日本語?みたいな並びになるので、
160522filemaker03.png

左上のところで「現在のレイアウト」になってるところをドロップダウンで「現在のテーブル」を選択しなおすと並びが正しくなります。
160522filemaker04.png
           ↓
160522filemaker05.png

「全て移動」ボタンを押して出力して
160522filemaker06.png
再度QGISのTableManagerで読み込ませたら、元のと同じになりました。
160522dbf03.png

Filemakerはフィールドを定義するとき、ほかのデータベースソフトのように桁数を指定する必要がないのですが、
元のDBFと同じ桁数で吐き出してくれるのか心配でしたが、「整備デーA」だけ変わってました。
整数の桁数の定義が変わるのがどういう影響があるかわかりませんが注意が必要です。