匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

森林情報士 GIS2級の内容

森林情報士 GIS2級の認定資格養成研修は講義とPCを使った実習にわかれ、

それぞれの内容はざっと次のとおり。

1 講義

  講師は京都府立大学大学院農学研究科教授の田中和博先生。

  森林・林業分野を取り巻く現状・社会背景について学ぶ。

  また解決するべき課題についてGISを利用してフィールドのさまざまな情報を解析し、

  解決の糸口を見つける手法を実際の事例を通して学ぶ。

  あわせてGISGPSの基礎知識も学ぶ。

2 実習

  ESRIジャパン社のデスクトップGIS、ArcViewの基本操作を学ぶ。

  ポリゴン・ラインデータの作成、dbfファイルのデータ結合、

  スキャン画像の地形図データを幾何補正、各種解析(オーバーレイ、バッファリング等)

   ...など。

研修は5日間で、一日の流れとしては、午前が講義、午後が実習。

最終日の午後は試験が行われ、講義の内容に対応した筆記試験と、

実習の内容に対応した課題が課せられ、必要な操作を実施して成果をプリントアウトしたものを

提出します。

また研修の前に、指定された書籍のうち2冊程度についての読書感想文と

簡単なエクセルの操作に関する課題も提出します。

最終日、ESRIさんからArcViewの体験版CDが全員にもらえました。

試験の結果は3月に発表でそれまで首をながくして待つしかない。

情報処理技術者試験みたいにマークシートじゃないから仕方ないか。

発表まであと2ヶ月。たぶん受かってると思うんだけど。