匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

災害時の報道ヘリって中継以外に役に立ってんのか?

またしても全国的な災害になってますが、
最近インストールしたNHKスマホアプリ、スクープBOXは幸い今のところ自分の周りでは出番がない。

scoopbox.nhk.or.jp

昨日からNHKをつけっぱなしにしてますが、
ヘリで空からの映像が流されてます。

こういう映像って地図上での位置情報とあわせて県や市町村の災対本部に提供してんのか気になる。
中継でしゃべってる人は地図持ってるような感じはしない。
単に映像ほしいだけだとしたら情けない話だ。

もうちょっと有機的に情報共有の仕組みができないものか?

 

(180716追記

もうちょっと具体的に考えてみた。

1.都道府県、もしくは広域連合と報道各社で災害時の情報共有の協定を結ぶ

2.報道に地図入り端末を渡して使い方の研修をする

3.災害発生時には災対本部と報道各社が協議してどの地域の情報を収集するか決める

4.実際にヘリで情報収集し、端末の位置情報ログと報道のカメラの映像を災対本部に提供

5.取材中のヘリには災対本部から情報がほしい地域について指示がとぶことも

6.災対本部は収集した情報から被災状況を整理して具体の対策を現場に指示。

  といったことができたらな、と思う。

 

OpenDroneMapの資料

OpenDroneMapの資料を探していて見つけた資料2つ。とてもありがたい。

www.slideshare.netセミナーで使うデータもダウンロードできます。

 

www.naro.affrc.go.jp↑にはセミナーの事前準備のレジメのリンクもあってこれを参考にインストールできそう。

インストールでつまずくことが多くて、入り口でアウトだったのがちょっとは中がのぞけそうになってきた。

とはいえメモリが8GB程度の非力なマシンでは満足に動かすことが難しいらしい。
メモリ32GBのCORE-i7マシンとか役所にはないような気が。

 

(180621追記)

こちのサイトにも情報が。4月6日のハンズオンの資料です。

第26回GIS学会大会(2017年) OpenDroneMapハンズオン - 地理情報システム学会FOSS4G分科会


先日自宅を掃除したら、未開封マザボ(LGA1155対応)、メモリ(8GB×2枚)、CPU(Core i3)が転がってました。組み立てるのを忘れてた。LGA1155のCore i7なら中古で1万円台で手に入るらしいし、うまくやればそれなりのマシンが組み立てられると思う。

ケースが古いのが少し気になりますが。(このケース、MendocinoコアのCelelon 300MHzが出たころのTWOTOPのショップ組み立てのケースで、電源も載せ替えてますが、もう20年くらい使ってます。)

もうちょっ部屋を掃除したら久しぶりに組み立ててみたい。

 

(181013追記)

その後新しいマシンの組み立てはできてませんが、
とりあえず普段使いのThinkPad X201にハンズオン資料と事前準備資料を見て環境構築してみました。
ブラウザのNode-OpenDroneMapからオプションそのままで研修用のデータを使ってやってみました。しばらくほっといたらデータがダウンロードできるようになってた。

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できたファイルをダウンロードしてみたら↓のファイルができてました。

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環境構築にはそれなりに時間かかりましたが、データの処理自体は割とすんなりいけました。データ自体が研修用に調整されてたからだとは思いますが。

あとはデータを自分で撮ったものを使ってやってみたい。

 

 

 

QGISが3.0になってた

低圧電気、酸欠の講習に結果的に仕事で行けなくてなかなか計画どおり進んでない。
でも先月の二陸特試験、4アマ講習の結果通知が来て、どっちも合格。
3アマの講習も受けて、それも結果待ち。この手の講習、講習時間内にやる練習問題の中からしか修了試験の問題は出ないから、受かってあたりまえ。当たり前でもちょっとうれしい。どんな機材を買おうか選ぶ楽しみもあったりする。

講習は受かれば待ってたら従事者証が送られてきたけど、普通に試験受けると、合格通知が来てから従事者証は別途通信局に申請しないとだめなのがちょっとめんどくさい。従事者証の申請に必要な手数料が収入印紙で1750円。平日の昼間に郵便局とか行く時間がとれなくて、コンビニでは200円くらいの収入印紙しか置いてないし。

 

そんなこんなで平日も休日もばたばたしてたら、QGISが3.0になってたのに気づいた。

QGISプロジェクトへようこそ!

毎回、都市の名前が付けられるんですが、今回のGironaってググるとスペイン・カタルーニャ地方のジローナってとこらしい。日本の都市の名前ってなかなか付かないのかな?

インストールだけしてみたけど、触れてない。起動すらしてない。

 

適度な緊張感

先週の二陸特の試験の解答が日本無線協会のWEBページに掲載されてたので自己採点を確認すると、法規が10/12、工学が9/12でなんとか合格ラインはクリアした感じ。

10月の過去問そのまんまの問題も出てて、やっぱり試験は過去問だよな、と再認識。

ドローン飛ばすのに業務なら陸上特殊無線技士、自主練するなら4アマが必要かと思って、現在4アマ講習会を受講中。
4アマくらいなら独学でとられる人も多いんでしょうが、短時間で手っ取り早く講習で済まそうと思う。続けて3アマも講習でとろうかと思う。

講義は眠い時もありますが、練習問題解いたり、最後に試験もある。
時々試験受けたり、仕事と違う緊張感も適度ならいい感じ。

 

1月にガス溶接の技能講習も受けて、こっちは緊張感MAX。
初めて触ったアセチレン吹管。手元で3000度の炎がゴオオオオっていうし、実際溶接すると火花がシュババババって出るし、講師からや「やったことあるんでしょ!」とかいわれて怒られるし。講習受けないと従事できない作業なのに、受講者に「やったことあるだろ」と聞くのって反則じゃないのか?

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↓金属の溶接は粉じん作業なので研修でも一定以上の規格のマスクを着用しないといけません。

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↓みるとやるとでは大違い。職場で触れる環境がないと練習する機会もないっス。若い人でも比較的短期間で熟練工になれるらしいですが。練習したいよ。

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↓溶接の断面。ほんとに溶けてるのがわかります。

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今月は某建機メーカーの教習所で低圧電気の取り扱いの講習もあるし、もう少し緊張感が続きそう。

ドローンの航空法許可・承認申請の手続きのセミナーに行ってみた

林野のドローン研修でどんなことをやってたのか復命が回ってこないのでよくわからないのですが、自治体でも航空法の許可・承認が必要な場合があるんじゃないかと思って、個人的に勉強しなきゃと思ってた。

とはいえ、航空法をめんどくさがってちゃんと読んでなかったので、手っ取り早くセミナーに行ってみた。

講師は行政書士の方。
行政書士といえば割と裏方的なお仕事のような気がしてましたが、ドローン関係では結構前に出てるような気がする。
ドローンの航空法手続きは年間1万2・3千件の申請があって、うち1万件が審査を通過してるらしい。逆に言うと2・3千件は通らなかったってことで、この数字は大きいのか小さいのか?自分の経験で言えば、事前相談制の場合は事前に通るように話を組み立てていくことが多いので、申請時点で通らないものはほぼ皆無な状態になると思う。そもそも通らないような、夜間で目視外みたいな案件も結構もあんのかも。

こういう講習やって、パイロットが自分で申請できるようになってしまったら行政書士の仕事がなくなってしまうんじゃないかと思うけど、講師ができるくらいの人なら講師業の収入も今のうちに稼いでおく、っていうことなのかも。ドローンは成長産業だし、航空法の規制が様々に強化・細分化されるので、もうしばらくは収益が挙げれる見込みもあるのか?

講師の方は結構遠方から来られてた。包括申請であれば、全国を相手にするし、申請自体も航空局にメールで送るようなので、行政書士の事務所がどこにあるのかはあまり関係ないのかもしれない。

 

ドローンの規制には許可と承認があるんですが、セミナー受けるまであまり区別がついてなかった。
航空法のドローン関係の規制は第132条と次の第132条の2で規定されている。

elaws.e-gov.go.jp

簡単に言うと、
空港周辺やDID地区などの飛行禁止区域内での飛行→要許可
目視外飛行などの危険を伴う飛行方法→要承認
ということらしい。

許可も承認も同じ様式で申請できる。

航空:3.許可・承認手続きについて - 国土交通省

http://www.mlit.go.jp/common/001110208.docx

セミナーでは、国交省のHPで資料の一部を省略することができる無人航空機(通称 HP掲載機っていうらしい)とされているPhantom4を、日本全国で飛行経路を特定しない場合=包括承認で、本人申請する場合の記入例について示しながら実際に空の様式に記入してみた。

自動航行は目視外飛行になるのはわかってたけど、自動航行に使うアプリが純正でない場合(Litchiとか)は改造にあたるため、付ける資料が増えるらしい。DJI製のドローンの場合、GS Proなら資料を省略できるけど、Litchiには製品の仕様とか機能がわかるものを付けないといけない。それが何をどう書けばいいのかひな形があればわかりやすいんですが。ひな形があることで多くの人の大切な時間が削減されるとは思うんですが。

申請では使うドローンの製造番号を記入するので、許可・承認を受ける機体は特定のものに限定される。申請外の期待を使う場合は変更申請して追加する。

パイロットの飛行訓練実績と申請書に記載するドローンのタイプも同種のものでなければならないらしい。マルチコプターで申請するなら、訓練もマルチコプターでなければならないとのこと。トイドローンの訓練でいいのかどうか聞きそびれた。常識で考えれば申請機もしくはそれに準じる機体で訓練するべきなんでしょう。

とりあえず、記入の基本的なコツは教えてもらったので、あとはパイロットが10時間以上の飛行訓練が積めれば申請できそう。訓練の効率を上げるためにも替えバッテリは多い方がいいのに気が付いた。

申請は個人の記名で行うようで、所属の代表者の印はいらないらしい。とはいえ仕事で会社のドローンを使って申請するなら、決裁は所属でとっておく必要があるんだろうなと思う。ちなみに申請者=パイロットなら本人申請で、パイロット複数の場合は代理申請になるらしい。

ひとりSlackが結構便利

いろんなことを忘れがちなのは基本1年中ですが、年末年始はさらにばたばたしてて、細かいことを忘れがちに。
Slackっていうコミュニケーションアプリがあるのは知ってましたが、あまり気にしてませんでした。個人的にはLINEもしてなし。

slack.comでエンジニアの人がSlackをべた褒めしてるのをWEBでみて、インストールしてみました。

ちょっとかじってみて、データも添付できるし、Googleドライブにアップできたるので、メールよりよっぽど便利なことに気がが付いた。

やりとりするチームメンバーがいないので、もっぱら自分用ですが、PCでもスマホでも使えるので、メモ+仕事の進捗管理用に使ってます。

拡張機能がいろいろあるようですが、今のところGoogleドライブしか使えてません。MicrosoftのOnedriveがなぜかうまく使えない。

ぼちぼち勉強していきます。

ドローン研修やりました

ドローン研修をやりました。
外部講師をたのんで行いました。

午前に講義で昼からは屋外で操縦の練習しました。

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↓mavicの雄姿。実際飛ばすと結構パイロットの個性が出るもんです。

f:id:haruchin-puripuri:20180113172307j:plain自分たちだけではビビッてなかな高度を上げれませんが、この日は講師の「じゃあ150mまでいってみましょう!」の一言でやってみました。
下から見てると150mまで上げると注意してみてないとわからないくらい小さな点にしかみえない。

上空から保全対象を撮影するつもりでやってみた↓。これで治山のヒアリング資料にも使えるな~。

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バッテリーを二個しか用意してなかったけど、冷えると持ちが悪いので、もう少しバッテリーを買い足すことにしました。正確に測ってないけど、1個で10分~15分くらいしか持たない感じ。二個では練習にもならん気がする。

自治体職員の「過疎化」がやばいんじゃないか

林の関係だけなのかわかりませんが、
自治体の職員の人員配置が結構ぎりぎりなんじゃないかと思うことが多々ある。限界集落みないな状態に近いかも。
今までの事務もさらに複雑化してるし、業務量も増えてる。

法律を作ったり改正したら勝手に世の中が回ると思ってる国の役人も国会議員も勘違いしてると思う。
クソみたいな通達の積み重ねの建て増しをやめて、制度を抜本的にスリム化して少ない人員で効率的に回せるようにしないと自治体の事務の破たんは始まってる気がする。

自治体の仕事を棚卸して、法定事務でも自治体の裁量で簡素化したり、やらないで済むようにしないといけないのかもしれない、と思う今日この頃。

どうせ国は自治体破たん責任取らないしね。

FileMakerProの動画チュートリアルが充実

また唇・口腔内の皮膚をかじる癖が出てきてる。
やってることは共食いみないなもんなので、やめたいんですが、
気が付くとやってる。ストレスが溜まってんのかも。

 

夏前にFileMakerProとiPad miniをつかった現地情報の収集・管理の研修を林業事業体向けにやったのですが、それきり関係者に動きがありませんでしたが、本日iPad miniを買った旨報告を受けました。

学ぶのに遅すぎることはないとは思うけど、今年度事業に使うのには間に合うのか?

必要に駆られて必死になれば結構何とかなるとは思うけど。

FileMakerProは体験版で使ってるらしいですが、今はキャンペーン中なので早く買うようにアドバイスしてみた。(1本買ったらもう1本ライセンスがついてくるっていうキャンペーンをFileMakerはたまにやる。バージョンアップ前の在庫処分じゃなきゃいいんだけど)

操作の習得にはプロの研修に行った方がいいと思うのですが、人材育成には投資がされないのがもどかしい。どこの事業体でも同じなのかな?

人員が十分いないなら、いてる人の能力を拡張するあるいは単純作業は機械やらせることでクリアできる課題があると思うんだけど。

 

FileMakerの公式サイトのwebセミナーで面白いのがないか久しぶり見に行くと結構体系的が学習ができるよう動画教材が整理されててびっくり。

www.filemaker.com

Lynda.comの教材がいらなくなるわけじゃないけど、より声が聴きやすい気がする。こんなに無料でいろいろできると、周辺で飯食ってる人は大丈夫なのか心配になる。とはいえ、とりあえず事業体の人に情報提供しておこう。

粉じん作業特別教育に行ってみた

仕事によっては扱うものが危険だったりするわけですが、
職場の労働安全を考えるとそういう業務につかせるときにその業務を安全に行うための教育が必要になる。

電気工事士の講座を受けたついでに、同じところが主催の粉じん作業特別教育を受けてみた。

こういうところに参加されるのはやっぱり日ごろから仕事で粉じんが発生する仕事に就いてる人なんでしょう。サンプルとして回覧されるマスクの中身をいちいち開けてみたりすると「コイツは素人」と思われたりしてるんだろうな。

受けてみた感想としては、粉じんが人体に及ぼす影響が恐ろしさが分かってよかったと思う反面、テキストも講師も前時代的で置き去りにされてる感がある。受講者の理解を促す工夫が全くない。定年した役人が適当にしゃべってる感があって本当にひどい。
労働安全衛生行政ってほんとに力入ってんのかと思う。ビジネスとして成立しないから競争原理が働かないのか?

 

産廃処分業の許認可事務をしてた頃は担当する管内で廃油の爆発事故や粉じん爆発なんかも起こってそのたびに対応に追われてた。
普段そうしたところで働いている人でどれだけこういう特別教育を受けれてるのだろうか?産廃の現場は粉じんの発生はすさまじいものがある。

特に家屋解体の現場から出る混合廃棄物を破砕処理で受けてるところなんか最初から最後まで粉じんまみれだ。

多分建材の製造時期もわからないまま砕かれたものの中にはアスベストを含んでいる石膏ボードやPタイルなどもあるんじゃないかと思う。私も多少は吸っててもおかしくない。ダイオキシンも結構高濃度なやつ触ってるかもしれないし。

雇ってる側の義務かもしれないけど、労基の人と現場で鉢合わせすることなかったけど、奥の処理ラインで働く人がどんな状況に置かれてるか見てもらってるのだろうか?

中皮腫にならなくても、じん肺もえげつない。

職業性呼吸器疾患←詳しいけど淡々とかかれてて、写真も少ないのでヤバさが直感ではわかりにくい。

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/0309-1a_0002.pdf←こっちのが端的に書かれてますが、その分ショッキング。


配られたテキストの写真には結構グロいものもあって、こういうことを知らないまま働かされてる人もいるんじゃないかと思う。
許認可事務やってた頃は労働者の置かれてる環境まで気が回らなかった。自分自身が粉じん被害のことを知らなかった。今となっては担当業務もまったく違うし、何もないけど、少しでもあの業界がまともになっててくれればと願う。