匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

FileMakerProの動画チュートリアルが充実

また唇・口腔内の皮膚をかじる癖が出てきてる。
やってることは共食いみないなもんなので、やめたいんですが、
気が付くとやってる。ストレスが溜まってんのかも。

 

夏前にFileMakerProとiPad miniをつかった現地情報の収集・管理の研修を林業事業体向けにやったのですが、それきり関係者に動きがありませんでしたが、本日iPad miniを買った旨報告を受けました。

学ぶのに遅すぎることはないとは思うけど、今年度事業に使うのには間に合うのか?

必要に駆られて必死になれば結構何とかなるとは思うけど。

FileMakerProは体験版で使ってるらしいですが、今はキャンペーン中なので早く買うようにアドバイスしてみた。(1本買ったらもう1本ライセンスがついてくるっていうキャンペーンをFileMakerはたまにやる。バージョンアップ前の在庫処分じゃなきゃいいんだけど)

操作の習得にはプロの研修に行った方がいいと思うのですが、人材育成には投資がされないのがもどかしい。どこの事業体でも同じなのかな?

人員が十分いないなら、いてる人の能力を拡張するあるいは単純作業は機械やらせることでクリアできる課題があると思うんだけど。

 

FileMakerの公式サイトのwebセミナーで面白いのがないか久しぶり見に行くと結構体系的が学習ができるよう動画教材が整理されててびっくり。

www.filemaker.com

Lynda.comの教材がいらなくなるわけじゃないけど、より声が聴きやすい気がする。こんなに無料でいろいろできると、周辺で飯食ってる人は大丈夫なのか心配になる。とはいえ、とりあえず事業体の人に情報提供しておこう。

粉じん作業特別教育に行ってみた

仕事によっては扱うものが危険だったりするわけですが、
職場の労働安全を考えるとそういう業務につかせるときにその業務を安全に行うための教育が必要になる。

電気工事士の講座を受けたついでに、同じところが主催の粉じん作業特別教育を受けてみた。

こういうところに参加されるのはやっぱり日ごろから仕事で粉じんが発生する仕事に就いてる人なんでしょう。サンプルとして回覧されるマスクの中身をいちいち開けてみたりすると「コイツは素人」と思われたりしてるんだろうな。

受けてみた感想としては、粉じんが人体に及ぼす影響が恐ろしさが分かってよかったと思う反面、テキストも講師も前時代的で置き去りにされてる感がある。受講者の理解を促す工夫が全くない。定年した役人が適当にしゃべってる感があって本当にひどい。
労働安全衛生行政ってほんとに力入ってんのかと思う。ビジネスとして成立しないから競争原理が働かないのか?

 

産廃処分業の許認可事務をしてた頃は担当する管内で廃油の爆発事故や粉じん爆発なんかも起こってそのたびに対応に追われてた。
普段そうしたところで働いている人でどれだけこういう特別教育を受けれてるのだろうか?産廃の現場は粉じんの発生はすさまじいものがある。

特に家屋解体の現場から出る混合廃棄物を破砕処理で受けてるところなんか最初から最後まで粉じんまみれだ。

多分建材の製造時期もわからないまま砕かれたものの中にはアスベストを含んでいる石膏ボードやPタイルなどもあるんじゃないかと思う。私も多少は吸っててもおかしくない。ダイオキシンも結構高濃度なやつ触ってるかもしれないし。

雇ってる側の義務かもしれないけど、労基の人と現場で鉢合わせすることなかったけど、奥の処理ラインで働く人がどんな状況に置かれてるか見てもらってるのだろうか?

中皮腫にならなくても、じん肺もえげつない。

職業性呼吸器疾患←詳しいけど淡々とかかれてて、写真も少ないのでヤバさが直感ではわかりにくい。

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/0309-1a_0002.pdf←こっちのが端的に書かれてますが、その分ショッキング。


配られたテキストの写真には結構グロいものもあって、こういうことを知らないまま働かされてる人もいるんじゃないかと思う。
許認可事務やってた頃は労働者の置かれてる環境まで気が回らなかった。自分自身が粉じん被害のことを知らなかった。今となっては担当業務もまったく違うし、何もないけど、少しでもあの業界がまともになっててくれればと願う。

二種電の技能講習が楽しい

屋内配線でもいじるのには電気工事士の資格がいることを知らずに、
壊れたコンセントをブレーカー切って自分で交換したりしてました。
コーナンで部品売ってるし。


今は12月の第二種電気工事士技能試験の対策講習に参加してます。
第二種電気工事士は受験資格要件がなくて、子供でも外国人でも受験できます。

今受けてる講習の参加者にはさすがに子供はいなかったし、見た目でわかる外国人もいなかったけど、20代前半から50・60代と思われる人もいて、年齢の幅を感じました。そういう自分も若い人からはみたら「いろいろいる」うちの「上の方」に入るんだろうけど。

でも短時間でもなにかに没頭できる時間は楽しい。

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↑機器の向きに配慮してないとか突っ込みどころ満載。

 

お昼は近所の居酒屋のステーキ丼(700円)が食べれるので、そっちのほうが楽しみだったりして。

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171127追記
技能講習はホーザンの工具セットを使って受けたのですが、これが2年くらい前に買ったもので、当時は今amazonで手に入るものと違って、
ドライバはプラス・マイナスが共用のものだったし、ケーブルストリッパも3芯を1回で剥けないものでした。
今回受講にあたっては、ドライバーはベッセルのを、ケーブルストリッパーはMCCのVS-4Aを買い足しました。 

MCC VA線ストリッパ (エコ) VS-4A

MCC VA線ストリッパ (エコ) VS-4A

 

 スケールも元のセットではやわらかい樹脂製のがついてましたが、講師の先生が持ってた折尺が使いやすそうだったので、途中で変えました。 

シンワ測定 ファイバー折尺 5折 1m 78605

シンワ測定 ファイバー折尺 5折 1m 78605

 

 講習は終わりましたが、来週の試験本番に向けてもう少し練習したいので、
電気ライセンス研究所さんから追加の資材セットを買いましたが、昨日ポチったら今日届く素早さにびっくり。

第二種電気工事士 電線セット (材料)

おかげさまで一般家庭になじみのないVVFケーブル20m巻きをパチパチとペンチで切断してます。

同梱なのは資材だけかと思ったら、同研究所主催の技能講習が終わったから、講習テキストもケーブルと一緒に入ってて、なんだか得した気分です。
このテキスト、同研究所さんのオリジナルテキストのようで、手書きの完成イラストもいい味出してるんですが、複線図の書き方が詳しく説明されてて、まだ複線図化がちゃんとできるか怪しいワタクシにはとってもありがたい。さらに別冊テキストも同梱されてて、試験で落とされる欠陥事例が写真でわかりやすく示されてます。どちらもスキマ時間でまとめをするにはとても役立ちそうです。

このテキストを入れてくれた同研究所にはとっても感謝していますが、なぜかうちの職場の地下倉庫と同じ妙にコンクリート打ちっぱなしの埃っぽい匂いがするのは気のせいでしょうか?

 

ドローン導入提案書(案)

ドローンビジネス本に付属のテンプレ使って提案書作ってみた。

ドローンビジネス参入ガイド

ドローンビジネス参入ガイド

 

 短時間でザっと作ってみたけど、あんまり推敲してない。結局日の目を見ることもなかったし。

1.

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2.

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3.

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4.

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5.

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6.

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7.

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8.

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9.

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MavicProじゃ1オペで操作してるみたいだし、
3陸特も必ずしも必要ない。
わかってる人に意見もらいたかったけど、結局なんとなく購入手続き中。
包括承認とれたパイロット養成なんて組織としてもやりそうな気もしない。

 

KintoneとFileMaker

Cybozuのグループウェアって、会社で導入されない限りなかなか触る機会もなかったのですが、クラウド上のサービスでKintoneがリリースされてから、ちょっと気になってました。

kintone.cybozu.com

エクセルでの情報共有の不毛さから抜け出したくて、Filemakerの勉強を始めたわけですが、たぶん方向性としては同じ匂いがKintoneにも漂ってる感じがしたのです。(全く個人的な感想ですが)

とはいえ、「Kinotne」「Filemaker」でググると結構そのアプローチの違いなどを比較してるサイトが見つかります。

30日間無料コースもあるのでとりあえず登録してみると、簡単にアプリを作成できるのですが、画面のレイアウトはFilemakerの方が柔軟にできる。

KintoneはWEB上でのサービスなので、ネットワーク接続環境がないところでは利用できないような気がしますが、どうなんでしょう?

Filemakerでは、認定ディベロッパーやビジネスアライアンス制度に参加してる開発会社が主催するワークショップですそ野を広げたり、課題を掘り下げたりしてますが、Kintoneでも同様に、Cybozu以外の富士ゼロックスなどの協力会社?が主催するKintoneのセミナー情報が結構充実してる。

セミナー | サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム「kintone」

とりあえず一回受講してみてちゃんと触ってみたい。

最近(職場で)買った本

建物の木造化・木質化の推進に取り組んでる。
推進とかいうあたりが役所くさいですが、今年入った新人さんの勉強用に買った本が意外と面白くて自分が読んじゃってます。嘘です。自分が読みたくて買いました。課長すみません。

 

 ↓木造新築や改築の場合の勉強用

世界で一番楽しい建物できるまで (エクスナレッジムック)

世界で一番楽しい建物できるまで (エクスナレッジムック)

 

 ↓RC造・鉄骨造の内装木質化のお勉強用

世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造 (エクスナレッジムック)

世界で一番楽しい建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造 (エクスナレッジムック)

 

 ↓木材全般のこと勉強用

プロでも意外に知らない〈木の知識〉

プロでも意外に知らない〈木の知識〉

 

↓木の家具・建具・おもちゃの勉強用 

増補改訂 原色 木材大事典185種

増補改訂 原色 木材大事典185種

 

特に予想外だったのは最後の本。

巻末のうんちくの密度がすごい。

昔からの日本の木材取り扱いの単位や商習慣から貯木場の日常作業から生まれた芸のことまで書かれてて、ちょっと仕事が(ただでさえ手についてないのに)止まって仕方ない。

 

 あと、↓も買いたいんですがさすがに怒られるかな。絵はちょっとアレですけど、内容はわかりやすいんですよ。

ストーリーで面白いほど頭に入る木構造 (エクスナレッジムック ストーリーで面白いほど頭に入る 2)

ストーリーで面白いほど頭に入る木構造 (エクスナレッジムック ストーリーで面白いほど頭に入る 2)

 

 

森林でのサブメータ精度は期待できるのか

Google Alertでブロードコム社の新チップで30センチ級の精度が出るとの記事が引っかかりました。

www.techable.jp

来年発売のスマホから搭載されるとも書かれてますが、
たいがいの機器はどんなチップが載ってるかは公表してくれないので、きっと劇的な性能向上が実機で得られない限りは公表してくれない気がする。

当該記事では、ビルの谷間で精度がよくない現状のことは書かれてるが、それがこのチップでどうなるかは書かれてない。

複数の異なる周波数帯の信号を受信するので~みたいな話ですが、マルチパスを回避できるのかどうかもわかりませんし、やっぱり精度向上の理屈がわからんので他のサイトも漁ってみた。

みちびきの必要性|みちびきについて|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府

GPSの仕組み・原理・みちびき情報

http://www.gsi.go.jp/common/000093429.pdf

どうも補強信号としてL1S、L5、L6など従来の信号と異なるものを使うようですが、補正情報をのっけたもののようです。初号機で検証を進めていたLEX信号は「L6」の名称で記載してるページもありますが、サイトによっては使うようには書いてなかったり。

マルチパスこともあまり書かれてなくて、結局準天頂のみちびきによる衛星補足のしやすさが一番確かな感じ。だから基数を増やすみたいだし。

確かに天頂に近ければマルチパスも発生しにくい気がするけど、森林内での実証実験を森林総研とか国の機関でデータ公表してもらえないものか?

結局、ブロードコムの新チップが云々じゃなくて、みちびきを受信できる新チップなら精度向上がのぞめます、って話だったのかもしれない。

それなら、やっぱりSirfが新チップ開発してほしい。Sirf5のブレなさは驚異的だし。

ドローン触った

中小企業向けのドローンビジネスのセミナーに行ってきました。

内容は座学と飛行体験。
飛行体験はフットサル場を借りて実施。

トイドローンじゃない機体を初めて触りました。
コーンの範囲で操作体験。

 

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実機はDJIのPhantom3。

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目線の高さまで上げて、多少前後に動かしたり、旋回してみたり。
Phantomってカメラは上下にしか動かないのを知りました。
触ってみないと違いがピンと来ないもんですね。

業界参入のセミナーだからか、包括申請はほぼマストって感じでした。
NHKの空撮の仕事受けるには賠償額1億のドローン保険じゃダメなんだとか。

しかしDJIの機体しか紹介されなくて、3DRは業界から駆逐されちゃったような印象。
一択しかないのは健全じゃない。しかもブラックボックスの多い中国製だし。
もう一回ヤマハさんが参入検討してくれないだろか。。。

オープン ドローン カンファレンス行ってきた

仕事がすんなり片付かなくて、会場に着いたら展示が終わってて、
有料のセミナーだけ参加してみた。

タイトルどおり、DJIじゃなくてオープンソースプラットホームの専門家のかたのお話でした。

開発者向けのセミナーだったのですが、なんとか話にはついていけた気がする。

ドローンといえば回転翼、固定翼の空飛ぶヤツと思ってたら、ローバーとかボートとかサブマリンなんかも「ドローン」のくくりに入る、というお話しでした。

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まだまだ発展途上だし、現実のブツが先行して、あとから定義がついてくる世界だと思いますが、ローバーだったらラジコンと見た目がほとんど同じだけにどう違うか説明がややこしくなりそう、と思ったり。
しかし、冒頭に説明があったドローン(飛ぶヤツ)とラジコンの違いは「フライトコントローラがついてること」という点でいえば、ローバーも「ドライブコントローラ?で挙動が制御」されてれば、「ドローン」といえることになるか?

どっぷりつかるにはC++とJAVAが使える方がいいとのこと。

www.drone-j.com

養成講座のコース1あたりに非常に興味がありますが、
もう少し考えてよう。
会社で買うとしたら多分DJIだしなあ。

 

あと、でたばっかりのParrotのSwingが分解されてて、思ってたより小さくてびっくり。

オルソ化のネタはあまりなかったけど、楽しいひと時でした。

 

最後にお土産いただきました。講師、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

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FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる その6

その5で終わりだと思ったんですが、
iOSデバイス使って現場でとってきたレコードを使って、
レイアウトを変えるだけで写真帳みたいな形で出力できます、って話がしたかったので、あとそこだけ説明します。

iOSデバイスからPCのFileMakerProにインポートしたあと、「レイアウトの編集」ボタンを押してレイアウトモードに。新たに写真印刷用のレイアウトを作るので、「レイアウトの管理」を開きます。
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レイアウトの管理ダイアログで「新規」ボタンを押して新しいレイアウトを作ります。
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レイアウト名を「印刷用」に変えて、
「コンピュータ」→「フォーム」→「完了」を押すと新しいレイアウトができます。
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右下の「開く」ボタンを押して新しいレイアウトを開きます。
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印刷用なので用紙サイズを意識したレイアウトが必要です。
表示メニューから「定規」をクリックしてルーラーを表示させます。

A4サイズの用紙は横210ミリ、縦298ミリなので、それに収まるようにレイアウトを調整します。
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続いて、フィールドピッカーを使って必要なフィールドを配置していきます。

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だいたいレイアウトできたら、Ctrl+bキーを押してブラウズモードにしてどんな感じが見てみる(写真が山の写真じゃありませんが)。
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これでよければ印刷テスト→調整を何回かして完成、ってことになるかと。
これってカメラデータそのものは全く触ってません。印刷したいフィールドをレイアウトしただけです。しかも変更も何回でも自由にできるし。
これでデジカメデータを1枚1枚人の手で心を込めてエクセルにペタペタする作業から解放されそうな気が。