匍匐前進日記

行政職で森林・林業にかかわってましたが、現在は民間で働き出しました。記事のテーマは業務関連の資格と時々パソコンの話ってところです。So-netから移行してきました(20160620)。移行前のは20100107~。記事は時々加筆修正します。

FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる その5

「続き」です。

前回作ったデータを「その2」の手順でiPadに転送してFilemakerGoで読み込んでみます。

レコードを追加して自動採番が機能するか?
設置したボタンが機能するかチェックしてみます。

 

とりあえずiPadに転送した直後。
なんか表示がうまくいってないところが。

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見た目はともかく、ボタンが機能するかチェック。
新規レコードボタンを押して、適当に入力。撮影ボタンを押すとカメラが起動するのでシャッター押すと、オブジェクトフィールドに写真が入ります。
やっぱり幅が足りなくて尻切れになってるフィールドがあります。撮影ボタンをオブジェクトフィールドの中においてしまったので、撮影ボタンが隠れるときがあります。

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コピー追加のボタン押すと、内容をひとつ前のレコードを複製したレコードが作成されます。市町村名とか林班はいちいち入力しなくてもいいかと思ってこんなボタンをつけてみましたが、複製しなくてもいいフィールドもあるのに気が付いた。上書きすれば書き換えれます。
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写真ももう一度撮影ボタンを押すと上書きされます。
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見た目だけ若干修正してみました。

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現場で収集したデータは最後は成果品にまとめるので、PCにインポートして集約します。
手順としては、
1.iTunesでデータを吸い出してPCに保存。
2.ファイルメニューからインポート

なんですが、眠くて力つきました。

 

実際研修でやってみると1時間くらいでできそうな内容なのに、
まとめるとなると結構時間と手間がかかる。
いつか社内研修でも使って元取ろうと思う。(お金じゃなくて)

 

 

170708追記
この後事業体さんを対象に研修したのですが、
なぜかiPadへの転送がうまくいかない現象に見舞われて、
どうもファイル名が日本語なのが原因だったらしい。

community.filemaker.com研修直前でわっかたのですが、ネットさまさまです。

 

最後に眠くて省略したiPadからの吸い出し方法だけ追記。

その2でやった手順の逆をやります。
iTunesでデバイスを開いてAppを開いて、FileMakerGoを開きます。
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吐き出させたいファイルを選んで右下の「保存先」ボタンをおすと保存先のフォルダを指定するダイアログが開くので、保存先を決めたら「フォルダを選択」ボタンを押します。
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同名ファイルがあると上書きするか聞いてきますが、名前を変える選択は出ないので、上書きするとまずいファイルは事前に末尾に「org」とかつけるとかして名前を変えといた方がいいです。

あと、FileMakerGoがどういうタイミングでデータ保存するかがまだよくつかめてません。最後のレコードが取り込めてないことが何回かありました。
とりあえず新規レコードを作成すれば、その前までのレコードは保存されて、PCにも取り込めるようです。


PCに取り込んだファイルはそのままFileMakerProで開けますが、複数の端末のデータを統合したい場合はインポート機能を使ってまとめます。
受け側のファイルを開いて、「ファイル」メニュー→「レコードのインポート」→「ファイル」で送り側のファイルを選択します。

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インポートするフィールドを聞いてきます。
当たり前ですが元が同じファイルなのでフィールド名も同じになります。
インポートの方法はいくつかありますが、新規レコードとしてインポート(デフォルト)をします。「インポート」ボタンを押せば、受け側のファイルに送り側のレコードが(問題がなければ)全部追加されてます。
複数のiOS端末からのデータをまとめる際にレコードIDは数字だけじゃなくて、端末=使用者って感じで固定して使用者のイニシャルのアルファベットを数字の頭に付け足してIDが重ならないようにしたらいいのかもしれない。

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これで一通り説明できたかな。

FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる その4

結局「その4」まで来てしまいました。「続き」します。

前回は入力を自動化するところで力尽きたのですが、
今回はボタンを作って機能(レコード追加、レコード複製、写真撮影)を設定してみます。

次回、iPadに転送して実際いくつかレコードを入れてみて、
そのデータをPCに取り込むところまでをやってみたいなと。

 

まず、上部ナビゲーション(黒い帯のような部分)がありますが、ここにボタンを置きたいので、高さを少し広げます。
上部ナビゲーションとボディの境界にマウスカーソルを合わせるとカーソルの形が変わるので、下方にドラッグして広げます。

続いてボタンバーツールを選択(青い俵みたいなアイコン)。f:id:haruchin-puripuri:20170529001524j:plain

 

ボタンバーを設置する範囲をドラッグして決める。

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デフォルトではボタンが3つ。4つ作りたいので、ボタンバー設定ダイアログで「+」アイコンをクリックしてボタンの数を増やします。
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ボタンが4つになりました。
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一つ目のボタンをクリックして選択し、ボタンバー設定ダイアログでボタンの表示方法を選択(ここでは「アイコンの上にラベル表示」を選択)。ラベル入力欄には「新規レコード」と入力。「””」は勝手に入ります。

アイコンは、新規レコード追加をイメージしやすいアイコンを一覧から選択。

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 続いて隣のボタンには「コピー追加」とラベル入力し、それらしいアイコンを選択。

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 残り2つのボタンにもそれぞれ「もどる」「進む」とラベル入力し、それらしいアイコンを設定。
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 続いて写真撮影用ボタンを作ります。今度はボタンバーツールではなくて、「ボタンまたはポップオーバーボタンツール」を選択して、写真1フィールド内に適当な大きさのボタンを作ります。
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ボタン設定ダイアログで、写真撮影ボタンとしてそれらしいラベル名とアイコンを設定。
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 ボタンをコピーして増やします。ボタンをクリックして選択し、CTRLキーを押しながらドラッグするとコピーできます。(ほかでもよく使いますよね?)
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ドロップするとコピーできてます。写真3フィールドの撮影ボタンも同様にコピーして増やします。
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 続いて、各ボタンに押したときの動作を設定していきます。
ボタンバーの「新規レコード」ボタンを選択して右クリック。
「ボタンバー設定」を選択。
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 ボタンバー設定ダイアログの一番下、処理のプルダウンメニュー、「単一ステップ」を選択。
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するとボタン処理のダイアログが開くので、右の選択欄で「レコード」の頭の▽をクリック。f:id:haruchin-puripuri:20170529004023j:plain

 

 続いて。「新規レコード/検索条件」をダブルクリック。
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 左に選択した処理が入力されてます。確認できたら「OK」ボタンを押して閉じます。
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 次に「コピー追加」のボタンの設定でも同様に「単一ステップ」を選択。
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「レコード」の▽をクリック→「レコード/検索条件複製」を選択してダブルクリック。
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 続いて「もどる」ボタンでも同様に「単一ステップ」を選択し、
「切り替え/移動」の▽をクリック→「レコード/検索条件/ページへ移動」をダブルクリック。左の欄で移動先を選択できます。「最初の」をクリック。
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 ここでは「もどる」機能なので「前の」を選択します。
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次の「進む」ボタンでは「次の」を選択。
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 続いて、撮影ボタンの設定。
ボタンをクリックして選択。右クリックでボタン設定ダイアログを表示。
処理の選択で、「単一ステップ」を選択。
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右の選択欄から、「フィールド」→「デバイスから挿入」をダブルクリック。
カメラがデフォルトで選択されてます。カメラ画像を放り込む対象のフィールド(ターゲットフィールド)を選択するよう求められるので「指定」ボタンをクリック。
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フィールドの一覧が表示されるので、選択して「OK」ボタンをクリック。
繰り返しは「1」のままで。(2以上を入れて動作するか実験するものアリです)
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写真2、写真3のフィールドにも同様に設定します。
ちなみにカメラ以外からの入力も可能です。

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カメラでは、バックがデフォルトですが、フロントも選択できます。
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解像度も選択できます。
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ここまでできたら、あとは端末に入れて動くかどうか検証ですが、
眠いので今日もここまでにしようかと。

動かなかったら、記事直します。適当に打ったから表現が統一されてないかもしれません。(それも一晩寝てから直そうかと。。。)
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Filemakerのテキスト

Filemaker社さんが、トレーニングシリーズ応用編やマスターブックのデータをただで配ってます。(15対応ですが)
私が知らなかっただけかもしれませんが、PDF版でも手元にあれば助かります。

www.filemaker.com

ところでうちの職場ではあまり言われることはなかったのですが、AccessとFilemakerの違いについて以前からちょくちょく検索してて、↓下のサイトを見つけました。

risingsun-system.biz

社内システムを構築・管理される立場のかた(今は独立されてるようです)が書いておられます。

Access得意な人がFilemaker使うといいコメントされることがない気がします。
優秀なエンジニアが自分のスキルを活かしたいのわかるし、それ以外のよくわからないものをユーザーが「便利だね」といったところで、あらさがししたくなるのもわかります。
でも、使えるものはなんでも使うってフロントラインに立たされる者の立場に立てば社内SEのこのかたの苦悩の方がよりリアルな気がします。

IT環境に恵まれてない場合は、なおさらセルフで構築できる学習コストの低い方を選択するのは自然です。
で、公式テキストが無料でダウンロードできるのはむちゃくちゃありがたいです。(でもカラーで印刷しようとすると書籍版買った方が安いかも)

FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる その3

間が空いてしまいました。
よく探したら同様の内容が↓こちらにもありましたね。本家のサイトで。

初めてでも簡単 つくる楽しさ FileMaker

 

とはいえこっちもやりかけもよくはないので「続き」やります。

 

各フィールドに入力を簡略化する仕組みを設定していきたいと思います。
フィールドの入力値の設定については「データベースの管理」ダイアログで行います。

 

呼び出し方はいろいろありますが、
右上の歯車ボタンを押して、プルダウンから「データベース」を呼び出します。
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↓「データベースの管理」ダイアログ
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まずは「id」フィールドを自動採番にしたいので、フィールド名を選択してダブルクリック。

 

「入力の自動化」タブで「シリアル番号」をチェック。次の値、増分ともに1。
これで次から新規レコードには自動採番される。「OK」ボタンを押して閉じる。

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続いて「事業体名」フィールドをダブルクリック。
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ここでは選択肢を設けてラジオボタンで1つのものを選ぶように設定してみます。
本来は別のテーブル作成→リレーション張って呼び出す形が望ましいかもしれませんが、選択肢を追加しやすい「値一覧」を使って手っ取り早くつくってみます。

「入力値の制限」タブの「値一覧」をチェックして、となりのプルダウンをクリックして「値一覧の管理」をクリック。

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今のところまだ空っぽなので、「新規」ボタンを押します。
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開いたダイアログの「値一覧名」に「事業体名一覧」と入力します。
続いて「カスタム名を使用」を選択してその下の入力欄に適当に事業体名を入力してみます。改行で区分されるので複数の選択肢を作ります。入力がすんだら「OK」ボタンをクリック。
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「事業体名一覧」ができてます。
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このあと、この値一覧をどのフィールドに紐づけるか、またどう表現するか(プルダウンメニュー、ラジオボタン、チェックボックスが選べる)を設定します。

でも、データベース管理ダイアログを閉じて、インスペクタで設定しないといけないので、とりあえずほかのフィールドに設定する値一覧をざっと設定してからあとでまとめてインスペクタで設定しようと思います。

 

つづけて値一覧を新規作成していきます。

市町村名→地区名→樹種の順で作っていきます。
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4つの値一覧を作りました。
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 値一覧のダイアログで「OK」ボタンを押して閉じます。
『「事業体名」のオプション』ダイアログで値一覧のプルダウンメニューから「事業体名」を選択して「OK」ボタンを押します。
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同様に、

フィールド「市町村名」 → 値一覧「市町村名」
フィールド「地区名」  → 値一覧「地区名」
フィールド「樹種」   → 値一覧「樹種」

と設定していきます。

設定できたら↓こうなります。
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「OK」ボタンを押してダイアログを閉じます。

 

インスペクタが閉じてたら、「i」のアイコンをクリックしてインスペクタを表示。
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値一覧を紐づけしたいフィールドをクリックして選択し、インスペクタの「データ」タブ(青くなってるところ)をクリック。
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インスペクタのコントロールスタイルのプルダウンメニューで「ラジオボタン」を設定。
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ラジオボタンを選択すると、値一覧の選択ができるようになるので、「事業体名一覧」を選択
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同様に、

フィールド「市町村名」→ドロップダウンリスト、値一覧「市町村名」
フィールド「地区名」 →チェックボックス、値一覧「地区名」
フィールド「樹種」  →ラジオボタン、値一覧「樹種」
(地区名はラジオボタンがいいと思うけど、とりあえずチェックボックス使ってみる)

と設定します。

 

ドロップダウンリストを使うとき、「一覧の表示切り替え用矢印を表示」をチェックしておくと便利です。
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設定終わるとこんな感じ↓になります。
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とここまでやってきて、「記録日」フィールドのことを忘れてたので、入れてみます。

フィールドピッカーで右肩に持ってきました。
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「データベースの管理」から「記録日」フィールドをダブルクリック。
「入力の自動化」タブで「作成情報」をチェックして「OK」ボタンを押す。
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「データベースの管理」も閉じて、今度はインスペクタのデータタブで設定。
コントロールスタイルで「ドロップダウンカレンダー」を選択し、「カレンダーの表示切り替え用アイコンを表示」をチェック。
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デフォルトは西暦表示ですが、平成表示も設定できます。
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最後にフィールドの位置、幅、高さを若干いじってこんな感じ↓になりました。
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とりあえず、今日はこのくらいで。

 

 

 

 

 

出ちゃった、16。もう少しガマンすればよかった。

会社でFileMakerPro15Advancedを購入手続きして先週、事務所に届きました。
実はその前日、FileMaker社から16のリリースのメールが.....

ファイルメーカー、新バージョン FileMaker 16 プラットフォームを発表

 

15のソフトウェアとしての価値がなくなったわけじゃないけど、
悲しすぎる。
毎年アップグレードするならするでアナウンスくらいしてもいいだろうし、
この時期に購入するユーザーには移行措置というか救済措置があってもいいと思う。
WEB上の情報を見る限りそういう措置はなさそう。

ユーザーをなんだと思ってんだろう。
この点は同社には猛省を要求するし、改善をしてもらいたい。

 

170516追記
同社からメールがあり、4/9-5/23は「FileMaker 16 新リリーススヘシャルオファーキャンペーン」中で無償アップグレードが可能だそうです。

http://info2.filemaker.com/rs/504-IVA-042/images/NRSO-Flyer-2017-JA.pdf

そんなキャンペーンいつ通知があったのか記憶にない。

というのは会社でこのソフトウェアを買うのに先立って、
13→15へのアップグレード版をFilemaker社のサイトから私自身が購入してるので、そんなキャンペーンのアナウンスが事前にあろうもんなら目に入らないはずはないと思う。

結果的に会社のはなんとか救済されることになりました。
私個人のは何ともならんだろうし、ダダこねる気もしない。
ただ、もうちょっとガマンしたらよかったよ、ほんと。
15のときも5月か6月がリリース時期だったので、3月末から6月にかけてはFilemakerは買っちゃいけないかもしれない。精神衛生上悪い。

 

170708追記
このあと、サポートと連絡を取って、
結果的に16にアップグレード対応していただきました。

FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる その2

続きです。

フィールドの属性を変更します。
プルダウンメニューから選択します。

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計算の対象にするかどうか、とか入力する内容に応じて設定します。林班・小班を数字にするかテキストにするか迷うとこですが、
とりあえず数字に。写真3をオブジェクトに変更し忘れてますが。変更します。

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記録日を入れるフィールドを入れ忘れたので、「新規フィールド」ボタンを押して名称を「記録日」に、属性を日付にします。

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ここらで一回iOSデバイスに乗せてみます。
iOSデバイスにFilemakerのデータファイルを転送するのにiTunesをPCにインストールして使います。インストールしてない人は↓からダウンロードしてインストールしてください。

www.apple.com


あとiOSデバイスにはFileMaker GoをAppStoreからダウンロードしてインストールしておく必要があります。

ここではiOSデバイスはiPad miniを使いますが、iPadでも同じ手順になります。
ライトニングケーブルでPCにつなぐと自動でiTunesが起動するので、
iOSデバイスに切り替えます。

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「App」をクリックして「ファイル共有」を表示。
「Filemaker Go」をクリックして、続いて「ファイルを追加」をクリック。

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Filemakerで作ったファイル保存場所を開いて転送したいデータをクリックして「開く」ボタンをクリック

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↓iPadに転送されました。

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iPadでこのデータを開いてみます。FilemakerGoを立ち上げます。

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デバイスのデータを表示させると、さっき転送したデータがあります。
選択して開きます。

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ちょうどiPadの画面にぴったりのレイアウトになってます。(そりゃそーだ)

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このままだと入力ができないので、右隅の「+」ボタンを押してレコードを追加します。

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数字のフィールドを選択するとテンキーが表示されます。

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テキストフィールドだとソフトウェアキーボードが表示されます。

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オブジェクトフィールドはカメラや署名が入力できます。

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 このままだといろいろ使いにくいので、
入力を自動化する自動採番機能とかチェックボックス、ラジオボタン、プルダウンメニューとかを追加したり、カメラ撮影ボタンをのっけていこうと思います。
また長くなってきたので、続きは次回(その3)にしようと思います。
なかなか思ったように進まない点はご容赦ください。

 

FilemakerでiOSデバイス用入力システムを作ってみる

当ブログ、はてなに移ってあとひと月くらいで1年くらいになりますが、
おかげさまで1日ページビューが1日20件くらいになりました。
海岸で砂粒をハムハムしてるハクセンシオマネキくらいの「片隅」感ですが、
もとよりニッチなテーマかつ内容も内容なので、引き続き「こっそり」行かせていただきます。

 

iOSハンズオンセミナーで講師の方が「Filemaker利用者は完コピしてください」とおっしゃってたくらい簡単にできたので、
おさらいをかねて自分の業務関係でやってみます。Filemaker触ってみたくなった人向けに手順を記録しておきます。思ったより長くなったので2回に分けます。
(結局全3回になりそうです。)(最終的に5回になりそうです。)
(なんだかんだで全6回になってしまった)

とりあえず、iPadを持ってる方はタダで試せると思います。
iPhone持ってる人はiPhone用のレイアウト作れば同様にタダで試せると思います。

ソフトウェアは無料評価版が↓でダウンロードできます。

info2.filemaker.com

 手順の説明に入ります。

 

まずはエクセルで一覧表(の項目名だけ)を作ってみる。空のデータベースを作るので項目名だけでいいです。既存のエクセルデータ(ただし一覧表形式に整形済みのものに限る)からFilemakerデータ化するのも同じ手順でいけますね。

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それをファイルメーカーのアイコンにドラッグアンドドロップ。

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ダイアログが開くので、1行目をフィールド名にします。

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先に名前をつけて保存します。

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自動でレイアウトが作られます。

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データベースの定義を先にやり直した方がいいんでしょうけど、
作りこみの効果が絵的にわかりやすいと思うので、先にiPad用のレイアウトを追加してみます。

 

iPad用のレイアウトを作るには「レイアウトの編集」ボタンを押してレイアウトモードにします。(慣れてきたらキーボードから「Cntl+L」でも切り替えれます。)

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レイアウトモードに画面が変わります。

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「レイアウトの管理」をクリックします。

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「レイアウトの管理」ダイアログで「新規」ボタンを押します。

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デバイスを選択するダイアログが開くので、タッチデバイス→iPad/iPad miniをクリック。

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下段にデータの表示形式の選択肢が表示されるので「フォームを選択」。

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フィールドの追加や定義もできるフィールドピッカーは最近のFilemakerの特徴です。
「フィールドピッカー」ボタンを押すとパネルが開きます。
この画面からフィールドをピック(ドラッグ)してレイアウト画面に配置していきます。

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 ドラッグの対象のフィールドを選択します。SHIFTキー・Ctrlキーと合わせてクリックすると複数選択も可能です。

複数選択したフィールドの並びを「フィールドの配置」で選べます。縦・横が選択できます。

フィールド名のラベル表示のさせ方は「ラベル」で選択できます。バージョン15からはフィールド欄の中にラベル名を表示できるようになりました。画面を効率よく使いたいiOSデバイスでは重宝しそうです。

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フィールドピッカーの選択したフィールド名の部分をつかんでドラッグアンドドロップします。

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ドロップ後、クリックするとサイズを変更できます。

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同様の手順でとりあえず全部のフィールドをレイアウトしてみました。

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とりあえず今日はこのくらいで。

公務員向けのGIS研修

林野庁の研修でも対象者に「地方公共団体職員」なんて書かれてて、都道府県職員だけでなく、市町村職員も参加できる研修がありますが、
日林協の森林情報士養成研修に配慮してかどうかはわかりませんが、地方公共団体職員対象の森林GISの研修はありません。

Googleアラートで↓のような国土交通大学校のGIS研修の情報を知りました。

www.col.mlit.go.jp

問い合わせると、別に道路・河川・防災の部署にいなくても教育・福祉・農林部局でも地方自治体の職員なら参加可能だという話です。

国土交通大学校、太っ腹。
地理情報活用推進法を所管する国交省だからか、特定の分野に限定せず、全体の底上げを図ってるってことなのか。

道路でも、河川でも、上下水道でも、防災でも、福祉でも、空き家調査でも、データを解析して見える化するっていう意味では、
想像力の豊かな職員にとってはより応用しろの期待できる研修だと思います。
(期待に応えてくださるかどうかは行ってみないとわかりませんが。)

旅費だしてくれたら行きたいんですが.....

三陸特の養成講習

ドローン使うのにいるかも?と思って、
3級陸上特殊無線技士の資格者養成講習に参加してみました。

公益財団法人 日本無線協会


高かったけど、ちゃんと聞いてればほんとの試験より少ない問題数の修了試験で免許をくれるのはありがたい。

そればかりか2級の試験もかぶってる範囲が多いので、2級の過去問ダウンロードしてみたら合格点とれそうな感じです。次の2級の試験、申し込みしました。

ドローンの実機、会社で買ってくれないかな。

ところで、林野の研修でもドローンの研修ありましたけど、利活用に関しては事例の紹介しかないみたい。とってきたデータをどう加工して現地調査にどう役立てるかまで一貫して研修しないとただ飛ばすだけの研修になってしまう気がする。

OpenDroneMapとかDrone Birdのハンズオンもカリキュラム入れたりするともっと「スゲー」って思えたんですが。

FileMakerのiOSハンズオンセミナーに行ってきました

「初心者向け iPadとFileMakerを利用した業務システム作成体験セミナー」に行ってきました。

www.filemaker.com

結論から言うともっと早くiPad、iPhone使って現地調査のシステムを作ってればよかったと反省。
活動支援交付金の調査結果取りまとめ作業をもっと簡単にできてたはずだったのに。

iOSデバイスでとってきた現地記録・写真の管理をFilemakerで集約してとりまとめれば、調査結果と写真データの突き合わせとかで苦労することもなかったはず。

ご興味のある方は導入事例↓とか、

www.filemaker.com

↓こういう宣伝動画をご覧いただければなんとなくわかるんじゃないかと思います。(FileMakerの最新バージョンは15ですが、14の時のほうのWeb録画セミナーのほうが声が聴きやすいような気がします)

FileMaker 録画Webセミナー | FileMaker

 

導入事例のヤッホーブルーイングさんのクラフトビール、個性的な缶のデザインで、どんな味がするか想像が膨らみます。個人的には「前略~」を飲んでみたいのですが、近所のローソンで売ってない...

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